SSブログ

■線状降水帯などによる集中豪雨の頻度、45年間で2・2倍に 7月は3・8倍 [健康ダイジェスト]

 気象庁の気象研究所は、活発な雨雲が連なる線状降水帯などによって集中豪雨が起きる頻度が、45年間で2倍以上に増えたと発表しました。気象研究所は地球温暖化などの影響で、大雨をもたらす線状降水帯が発生しやすくなったとみており、警戒を呼び掛けています。ただ、線状降水帯の発生を予測することは、今でも難しいのが現状です。
 気象研究所が1976年から2020年に全国のアメダスで観測されたデータを集め、3時間に130ミリ以上の大雨を「集中豪雨」として分析したところ、ここ45年間で集中豪雨が起きる頻度が約2・2倍に増え、梅雨の終わりに当たる7月は約3・8倍に増えたということです。
 近年は7月に豪雨災害が相次いでおり、2018年の西日本豪雨や2020年の九州豪雨では線状降水帯も現れました。
 台風・災害気象研究部の加藤輝之部長は、「過去に集中豪雨がなかった地域でも発生のリスクが高まっている。危機意識を一層引き上げてほしい」と話しています。
 気象庁は6月から、線状降水帯が発生する可能性を半日ほど前から呼び掛けるとしていますが、予報の精度は低く、予報通り発生する確率は4回に1回程度、また、3回に2回程度は、事前に予報することができないと説明しています。

 2022年5月23日(月)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。