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■原因不明の小児急性肝炎、国内で新たに7人同様症状で入院 累計31人に [健康ダイジェスト]

 欧米で幼い子供を中心に報告が相次いでいる、原因不明の急性肝炎について、厚生労働省は国内で新たに7人が、同様の症状で入院していたことが確認されたと発表しました。
 厚労省によりますと、国内で16歳以下の子供7人が原因不明の急性肝炎と診断されて入院していたことが、自治体からの報告で新たにわかったということです。
 4月以降、国内で原因不明の急性肝炎の疑いがあるとして報告された子供は累計で31人になりました。
 肝臓移植をしたケースはなかったということですが、詳しい病状や居住地、性別、年齢などは明らかにしていません。
 厚労省によると、31人のうち新たに2人から新型コロナウイルスが検出され、計4人となりました。国立感染症研究所の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は、「現段階で肝炎との関連性についていえることはない」としています。
 厚生労働省は引き続き自治体に対して、昨年10月以降にA〜E型の肝炎ウイルスが原因ではない急性肝炎を発症して入院した16歳以下の患者を「可能性例」として報告するよう求めています。
 ヨーロッパ疾病予防管理センター(ECDC)のまとめでは、5月19日時点でイギリスやアメリカなど31カ国で合わせて614人の原因不明の急性肝炎の患者が報告されていて、肝臓移植を受ける例や死亡例も出ました。

 2022年5月27日(金)




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