■アメリカのJ&J製ワクチンの製造販売を承認 国内5例目、公費接種では使わず [健康ダイジェスト]
アメリカの製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は30日、国内での製造販売の承認を了承しました。国内で使えるワクチンとしては、アメリカのファイザー、アメリカのモデルナ、イギリスのアストラゼネカ、アメリカのノババックスに続く5例目。政府は購入契約をしておらず、公費接種では使わない見通し。
J&Jのワクチンは、2回の接種が必要だったこれまでのワクチンと異なり、1回の接種で効果が得られるとされます。対象は18歳以上。臨床試験では、ワクチンを1回打った場合、中等症や重症になるリスクを、打っていない人に対して約66%下げることができました。効果を高めるための追加接種として、1回目から2カ月空けて2回目を打つこともできます。
アストラゼネカ製と同じく、細胞内に必要な物質を届ける「ウイルスベクター」を使うタイプで、ごくまれに接種後に血栓症が報告されています。厚労省によると、こうした副反応のリスクや、すでに他のワクチンが十分に確保できていることから、「現時点で追加購入して特例臨時接種することは考えていない」といいます。希望者は、このワクチンを扱う医療機関で自費で打つことが想定されるとしています。
2022年5月30日(月)
J&Jのワクチンは、2回の接種が必要だったこれまでのワクチンと異なり、1回の接種で効果が得られるとされます。対象は18歳以上。臨床試験では、ワクチンを1回打った場合、中等症や重症になるリスクを、打っていない人に対して約66%下げることができました。効果を高めるための追加接種として、1回目から2カ月空けて2回目を打つこともできます。
アストラゼネカ製と同じく、細胞内に必要な物質を届ける「ウイルスベクター」を使うタイプで、ごくまれに接種後に血栓症が報告されています。厚労省によると、こうした副反応のリスクや、すでに他のワクチンが十分に確保できていることから、「現時点で追加購入して特例臨時接種することは考えていない」といいます。希望者は、このワクチンを扱う医療機関で自費で打つことが想定されるとしています。
2022年5月30日(月)
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