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■マダニ媒介ウイルス感染症、熊本県の87歳男性が死亡 日常的に畑の草刈り作業など [健康ダイジェスト]

 熊本県は3日、熊本県上天草市の男性(87)がマダニを介して発症する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、死亡したと発表しました。同県内では今年初めて。
 県によると、男性は5月24日に発熱の症状で医療機関を受診しました。症状が改善せず、28日に熊本市の病院に入院し、30日に血液検査などで感染が確認されました。6月2日に容態が急変して亡くなりました。刺し口などはなかったものの、日常的に畑の草刈り作業などをしていたといいます。
 SFTSは草むらなどでマダニにかまれることで感染し、発熱やリンパ節のはれ、それに出血などの症状が現れ、致死率は6から30パーセントに達します。
 県によりますと、県内では届け出の対象となった2013年以降、34人がSFTSに感染し、このうち7人が死亡したということです。
 SFTSには有効な治療法がなく、県健康危機管理課は「森林や草地に入る場合は、長袖の服や長ズボンを身に着けるなどしてできるだけ肌の露出を少なくしてほしい」と呼び掛けています。また、かまれた場合には無理に引き抜くなどせず、医療機関で処置を受けてほしいとしています。

 2022年6月5日(日)

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