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■J&Jコロナワクチンの製造販売を国内で承認 5種類目、接種は自己負担 [健康ダイジェスト]

 アメリカの医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)日本法人は20日、申請中の新型コロナウイルスワクチンが製造販売承認を取得したと発表しました。1回の接種で済むのが特徴で、2021年5月に厚生労働省に製造販売承認を申請していました。国内で承認されたコロナワクチンとしては5種類目となります。
 厚労省の専門部会は5月30日、承認することを了承していました。同省は公費負担で打てるワクチンに含めない方針を示しており、希望する場合は原則自己負担になる見込み。
 J&Jのワクチンは輸送や保管がセ氏2~8度の温度帯でできます。アメリカではアメリカ食品医薬品局(FDA)から2021年2月に緊急使用許可を取得し、100カ国以上で承認されています。
 J&Jは日本では2020年9月から国内で約250人が参加する臨床試験(治験)を実施し、安全性を確認していました。最終段階の治験ではワクチンを接種してから28日以降の中等症から重症の発症リスクを66%程度減らしたほか、重症化を防ぐ効果は85%だったことが報告されています。
 一方で、接種後にまれに血小板減少を伴う血栓症が生じることが報告されています。FDAによると、血栓症の頻度は接種100万回当たり3・23件の頻度でした。そのためFDAはアメリカのファイザー製やアメリカのモデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの接種を推奨しており、アレルギー反応がある場合などではJ&J製のワクチン接種を認めています。

 2022年6月20日(月)

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