■花王、「へルシア」ブランドをキリンビバレッジに売却 特保茶で累計31億本を売り上げ [健康ダイジェスト]
花王は1日、緑茶の清涼飲料「へルシア」事業をキリンホールディングス傘下のキリンビバレッジに売却すると発表しました。8月1日に譲渡する予定です。売却額は明らかにしていません。
花王は2023年12月期まで5期連続で連結最終減益となる見通し。業績回復へ向けて構造改革を実施しており、へルシア事業の売却もその一環となります。
体脂肪の低減機能をうたう緑茶の清涼飲料として初めて特定保健用食品(トクホ)となった「ヘルシア」は、2003年に発売。現在は5製品8品目を展開しており、2023年末までに累計31億本を売り上げています。2012年ごろには約300億円の売上高があったとみられます。
売却の対象となるのは「ヘルシア」ブランドと製造方法などの知的財産権、それに特定保健用食品と機能性表示食品の許可や届け出にかかわる書類などで、売却後はキリンビバレッジが同じ「ヘルシア」ブランドで5製品8品目の製造や販売を行うということです。
飲料事業でライセンス契約を結んで製造と販売を行うケースはありますが、こうした売却方法は珍しいということです。
キリンビバレッジは必要な許認可取得などの手続きを経て、今年8月をめどに製造と販売を始めることにしています。
2024年2月1日(木)
花王は2023年12月期まで5期連続で連結最終減益となる見通し。業績回復へ向けて構造改革を実施しており、へルシア事業の売却もその一環となります。
体脂肪の低減機能をうたう緑茶の清涼飲料として初めて特定保健用食品(トクホ)となった「ヘルシア」は、2003年に発売。現在は5製品8品目を展開しており、2023年末までに累計31億本を売り上げています。2012年ごろには約300億円の売上高があったとみられます。
売却の対象となるのは「ヘルシア」ブランドと製造方法などの知的財産権、それに特定保健用食品と機能性表示食品の許可や届け出にかかわる書類などで、売却後はキリンビバレッジが同じ「ヘルシア」ブランドで5製品8品目の製造や販売を行うということです。
飲料事業でライセンス契約を結んで製造と販売を行うケースはありますが、こうした売却方法は珍しいということです。
キリンビバレッジは必要な許認可取得などの手続きを経て、今年8月をめどに製造と販売を始めることにしています。
2024年2月1日(木)
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