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■節分の恵方巻きなどで176人が食中毒 島根県益田市 [健康ダイジェスト]

 島根県益田市の業者が作った節分の恵方巻きなどを食べた80人が相次いで下痢やおう吐などの症状を訴え、益田保健所は食中毒と断定して、この業者を6日から5日間の営業停止処分にしました。
 処分を受けたのは、惣菜店や飲食店を営む益田市駅前町の「ちるちるみちる」です。
 島根県によりますと、4日に益田市内の医療機関から、この業者が製造した恵方巻きを食べた4人が胃腸炎の症状を訴えて受診したと益田保健所に連絡がありました。
 益田保健所が調べたところ、この業者が2月1日と2日に製造した節分の恵方巻きを食べた10歳未満から80歳代の男女66人が、下痢やおう吐などの症状を訴えたということです。
 また、1月31日に、この業者が営む飲食店で宴会料理を食べた20歳代から70歳代の男女14人が下痢やおう吐、それに発熱の症状を訴えたということです。
 2人が入院しましたが、すでに退院し、ほかの患者も回復傾向にあるということです。
 2月7日には、この業者が作った恵方巻きで発生した集団食中毒で、新たに72人に症状が確認され、計138人になりました。病因物質はノロウイルスでした。
 宴会料理を食べて症状が出た人も新たに24人判明し、計38人になりました。恵方巻きと宴会料理を原因とする集団食中毒は、計176人となりました。
 島根県薬事衛生課は、「調理の前には、せっけんと水で十分に手を洗い、食材は十分加熱してほしい」と呼び掛けています。

 2024年2月7日(水)

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