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■劇症型溶連菌の患者、過去最多だった昨年同期の2・8倍 国立感染症研究所が発表 [健康ダイジェスト]

 急激に重症化する「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」の患者数が、過去最多だった2023年を上回るペースで増えています。国立感染症研究所は2日、今年は3月24日までに556人が報告されたと発表しました。前年同期の2・8倍に上っています。
 都道府県別では、東京都が89人で最も多く、埼玉県42人、神奈川県33人、愛知県31人と続きます。2023年は941人(速報値)で最多となりましたが、今年はすでにその半数を超えています。
 STSSの原因となる「溶血性レンサ球菌(溶連菌)」は、有り触れた細菌で、子供の咽頭炎を招くA群溶連菌がよく知られています。通常は風邪の症状ですむものの、まれにSTSSを発症し、手足の急速な壊死や多臓器不全を引き起こします。
 急増する要因ははっきりしないものの、感染症研究所が患者126人から検出した菌を調べたところ、病原性と感染力が強いとされる菌のタイプが34%を占めていました。

 2024年4月3日(水)

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