SSブログ

■インフルエンザが全国的な流行期入り コロナ拡大以降初、厚労省発表 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されている季節性インフルエンザについて、厚生労働省は全国的な流行期に入ったと発表しました。全国的な流行期に入るのは、新型コロナの感染拡大が起きて以降初めてです。
 厚生労働省によりますと、12月25日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は前の週より3511人多い6103人でした。
 インフルエンザは、1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、現時点で「1・24人」となり、「1人」を上回って流行期に入ったとしています。
 インフルエンザは一昨年から昨年のシーズンと、昨年から今年のシーズンは全国的な流行にはならず、流行期に入るのは新型コロナの感染拡大前の2019年11月以来。
 厚労省は新型コロナとインフルエンザの同時流行の恐れがあるとして、インフルエンザワクチンの接種を検討するとともに、適切なマスクの着用や消毒、換気などの基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。

 2022年12月28日(水)

nice!(5)  コメント(7) 
共通テーマ:健康

■京大病院、女児に小腸と肝臓を同時移植 国内初実施、経過良好 [健康ダイジェスト]

 京都大医学部付属病院は28日、小腸と肝臓の働きが悪くなった10歳未満の患者に、脳死と判定された10歳代のドナー(提供者)から小腸と肝臓を同時に移植したと発表しました。脳死ドナーからの小腸と肝臓の同時移植、また2臓器が同じ患者に提供されるのは国内初といいます。手術は2022年8月に行われ、患者の経過は良好で、12月15日に退院しました。
 日本臓器移植ネットワークによると、患者は西日本在住の女児で、ドナーは10歳以上15歳未満の男性。女児は生まれた時から腸の働きが悪く、手術を複数回受けたものの、次第に腸から栄養を取ることが難しくなり、肝機能も低下。2022年7月には、両臓器ともほぼ働かないほど悪化し、移植を急いでいました。
 手術ではまず肝臓の一部を女児に移植した後で、小腸を移植し、16時間39分で無事終了。残った肝臓は別の患者に提供されました。
 主治医の岡本竜弥病院講師は28日の記者会見で、「体格差の少ない未成年から臓器提供を受けたことで手術が成功した」と説明しています。
 女児は元気に過ごしているといい、両親は「大好きな食事をおなかいっぱい食べられるようになり、笑顔が増えた。深い悲しみの中、臓器を提供してくださったドナーご家族には感謝の思いでいっぱい」とコメントしました。
 日本臓器移植ネットワークによると、18歳未満の脳死ドナーからの臓器移植件数(2010年7月~2021年12月)は56件に上ります。

 2022年12月28日(水)

nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■新型コロナの感染者、全国で新たに20万2853人 20万人超は6日ぶり [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに20万2853人確認されたと発表しました。20万人を超えるのは21日以来6日ぶりで、1週間前より1万8249人多くなりました。
 また、国内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は、長野県で25人、東京都で22人、千葉県で18人、福島県で17人、埼玉県で16人、大阪府で13人、北海道で12人、兵庫県で10人、三重県で8人、京都府で8人、岐阜県で8人、群馬県で8人、栃木県で7人、神奈川県で7人、山口県で6人、福岡県で6人、茨城県で5人、岡山県で4人、岩手県で4人、広島県で4人、新潟県で4人、石川県で4人、秋田県で4人、長崎県で4人、香川県で4人、鹿児島県で4人、大分県で3人、滋賀県で3人、熊本県で3人、静岡県で3人、高知県で3人、鳥取県で3人、和歌山県で2人、宮城県で2人、宮崎県で2人、富山県で2人、島根県で2人、愛媛県で2人、愛知県で2人、福井県で2人、青森県で2人、佐賀県で1人、山形県で1人、徳島県で1人の合わせて271人、累計で5万5813人となっています。
 新規の感染者数では、東京都が2万2063人で最も多く、次いで愛知県が1万5443人、大阪府が1万3962人、神奈川県が1万1454人、埼玉県が1万969人、福岡県が1万904人、
千葉県が9520人、兵庫県が5995人、北海道が5928人と続きました。1866人の島根県、3523人の山口県、4131人の愛媛県、それに5386人の岐阜県は過去最多となっています。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、27日時点で582人となっています。重症者の数は、26日と比べて19人増えました。
 一方、厚生労働省は27日、大阪府内で新たに1万3962人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は250万3786人となりました。
 また、13人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7064人となっています。重症者は26日より1人増えて61人です。

 2022年12月28日(水)

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:健康