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■浄水場から発がん性指摘のPFAS検出 活性炭処理の実態調査へ、環境省 [健康ダイジェスト]

 岡山県吉備中央町の浄水場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、環境省がPFASの吸着除去に使われる活性炭の処理実態について調査に乗り出すことが15日、わかりました。
 この問題は、2023年、吉備中央町の円城浄水場からPFASが国の暫定目標値を超えて検出されたもので、その後の調査で、町は、上流に放置された大量の使用済みの活性炭がPFASの発生源とみています。
 使用済みの活性炭については、吸着したPFASを消滅させるため高温で焼却処理することが環境省のガイドラインに定められていますが、吉備中央町で見付かった活性炭は焼却処理されずに、17年余りにわたって放置されていました。
 これを受け、吉備中央町の山本雅則町長と町議会議員は15日、環境省に対して、ガイドラインに則った活性炭の処理の徹底や国による実態調査を求める要請書を提出しました。
 これに対し、環境省は今後、処理を手掛ける国内の大手3社などから聞き取りを行い、活性炭処理の実態把握に努めたいとしています。

 2024年5月16日(木)

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■つつが虫病で秋田県の80歳代女性死亡 県内の死者は5年ぶり [健康ダイジェスト]

 ダニの一種のツツガムシに刺されることで感染する「つつが虫病」で、秋田県内の80歳代の女性が5月11日に死亡しました。「つつが虫病」による死亡は秋田県内では5年前の2019年以来で、県は高熱や発疹などの症状が出た時は早めに医療機関を受診してほしいとしています。
 秋田県によりますと、死亡したのは大仙保健所管内の80歳代の女性です。
 この女性は、自宅近くの山で山菜採りをしていたということで、3日に発熱と全身の倦怠(けんたい)感といった症状を感じ、7、9日の両日、大仙保健所管内の診療所を受診。検査で肝臓と腎臓に異常がみられたため、10日に同管内の病院を受診し入院したものの、11日に亡くなったということです。
 右手にはツツガムシに刺されたとみられるかさぶたがあり、死亡後に検査したところ、「つつが虫病」で亡くなったと確認されました。
 ツツガムシは山や田畑などに生息し、農作業や山菜採りなどの際に刺される恐れがあり、「つつが虫病」の患者は例年、5月から6月にかけて増えるということです。県内では今年、今回の女性を含めて3人の発病が確認されています。
 県は、山などに出掛ける時は、長袖や長ズボンを着用して肌の露出を避けることや、帰宅後は早めに入浴して体を念入りに洗うよう呼び掛けています。
 また、治療が遅れると死亡することもあるため、高熱や発疹などの症状が出た時は早めに医療機関を受診するとともに、発症前に農作業などを行っていた場合は医師に伝えてほしいとしています。

 2024年5月16日(木)

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■WHO、武田薬品工業のワクチンを事前認定 デング熱で2例目 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は15日、武田薬品工業が開発したデング熱ワクチン「キューデンガ(QDENGA)」を事前認定したと発表しました。国連機関などによる調達が可能になり、ワクチンの普及が進むと見込んでいます。WHOがデング熱ワクチンを事前認定したのは2例目。
 WHOは、デング熱が大規模流行している地域で6~16歳の子供に対してキューデンガの接種を推奨。初回接種の3カ月後に、2回目を受けるよう求めています。
 蚊が媒介するウイルス感染症のデング熱は近年、感染者が増加。流行が発生する地域も広がっており、地球温暖化の進行で原因となる蚊の生息域が拡大しているためとみられています。

 2024年5月16日(木)

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■夏の北半球、過去2000年で2023年の気温が最高 19世紀より2度高く、パリ協定の目標超過 [健康ダイジェスト]

 過去2000年にわたって北半球の夏の気温を調べた結果、2023年が最高だったとドイツのヨハネス・グーテンベルク大学などの研究チームが、イギリスの科学誌「ネイチャー」に14日発表しました。産業革命前と同程度とされる1850~1900年の平均より2度超高かったと分析。国際枠組み「パリ協定」は地球の平均気温の上昇を1・5度に抑えることを目標にしているものの、この地域ではすでに超えていたことになります。
 実際の観測値や、気温に応じて変わる木の年輪幅から過去の気候を推計する手法を使いました。研究チームは13日記者会見し、地球温暖化について「最大の脅威の一つ。できるだけの対策を速やかに取るべきだ」と強調しました。
 研究チームは観測データが比較的多く残されていることから、鹿児島県の屋久島付近から北極までが入る北緯30~90度の陸域を対象に6~8月の気温を分析しました。
 研究チームによると、2023年の夏は19世紀後半の平均を2・07度上回りました。近年の温暖な時期の多くは南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」が影響しており、温室効果ガスが現象をより強力にしているといいます。

 2024年5月15日(水)

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