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■東京都区部の熱中症死、4分の1が夜間 水分補給と室温管理を [健康ダイジェスト]

 東京都23区内で最近、熱中症で死亡した人の少なくとも4分の1は気温が高い日中ではなく、気温が下がる夜間に亡くなっていたことが、東京都が12日発表した調査結果で判明しました。
 都は、熱帯夜にエアコンなどを使わず、水分が不足した状態で寝ていると、体温調節が難しくなることが原因とみて、就寝前の水分補給や室温管理を呼び掛けています。
 異状死の原因を調べる都監察医務院が、梅雨明けした7月17日から8月6日までの21日間に扱った死亡例を調べました。熱中症が死因だった人は96人で、昭和23年の調査開始以来過去最悪だった平成19年(6~9月)の死亡者84人をすでに上回っていました。
 死亡推定時間帯は昼間(午前5時~午後5時)が37人(39パーセント)、夜間(午後5時~午前5時)が24人(25パーセント)、不明が35人(36パーセント)。不明を除くと、約4割が夜間に亡くなっていました。
 死亡者の年齢別では、65歳以上の高齢者が90・6パーセントで、男女別では女性が61・5パーセントでした。また、家族構成別では独居者が74パーセント、発生場所は室内が95・8パーセントと大半を占めていました。
 都監察医務院の担当者は、「夜中にトイレに起きないよう就寝前に水を飲まない人もいるが、危険があるので気を付けて欲しい」と話しています。

 2010年8月14日(土)

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