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■大分、山口両県で手足口病が流行 乳幼児ら感染、手洗い呼び掛け [健康ダイジェスト]

 大分県は6月末、県内に「手足口病」が流行していると発表しました。手足口病は、主に乳幼児が口に腸管系ウイルスが入ることなどで感染します。
 手や足、口の中などに水疱性の発疹が出て、発熱もあります。夏場を中心に乳幼児がかかり、せきやくしゃみ、手を介して感染が広がり、まれに髄膜炎などの合併症を伴って重症となることもあります。
 同県は、手洗い、うがいの励行などでの予防を呼び掛けています。同県内36カ所の医療機関を調べたところ、1機関当たりを訪れる患者数が6月6日からの1週間は3・92人だったのに、翌週は6・58人、翌々週は11・72人と急増していることがわかったといいます。
 山口県も6月30日、全県に「手足口病」の流行発生警報を発令しました。今年は例年より早いスピードで感染が増えているといいます。
 同県内では1定点医療機関当たりの患者数が6月13日から同19日までの1週間に5・13人となり、国立感染症研究所が示す警報基準の5人を超えました。翌週の同20~同26日は12・04人となり患者数は急速に増加。今後さらに感染拡大が予想されるとして、流行発生警報を発令しました。
 同県は、特に乳幼児のいる家庭でせっけんを使った手洗いなどとともに、高熱、頭痛、嘔吐などの症状を伴う場合は早めの受診を呼び掛けています。
 手足口病の代表的な原因ウイルスはコクサッキーA16、あるいはエンテロ71という名前のウイルスですが、原因となるウイルスがそれ以外にも何種類もあるため、以前にかかったことがある乳幼児でも、またかかることがあります。

 2011年7月3日(日)




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