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■中国、鳥インフル感染者88人 日本、国内のハトも鳥インフル検査へ [健康ダイジェスト]

 中国の江蘇、河南両省と上海市の政府は18日、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスの新たな感染者がそれぞれ1人ずつ確認されたと発表しました。浙江省政府も、新たに2人の感染が確認されたと発表しました。
 中国全体の感染者は、死者17人を含む計88人になりました。
 河南省で新たに感染が確認されたのは、鄭州市の38歳の男性で、生きた鳥の販売に従事していました。
 上海市では、家族2人が感染していたケースが新たに判明。同一家族での複数の感染者確認は、2例目となりました。
 一方、日本の農林水産省は、国内で飼われているハトが、中国で広がっているH7N9型の鳥インフルエンザウイルスと同じ型のウイルスに感染しているかどうかの検査を始めます。中国では市場で売られていたハトや野生のハトから、感染者とほぼ同じウイルスが見付かっており、国内でも監視態勢を整えます。
 国内では、ニワトリなどの家禽は定期的にウイルス検査が行われていますが、ハトは主にレース用で食用ではないため、検査の対象外。今回のウイルスの場合、感染してもほぼ無症状で発見が難しいため、中国からの渡り鳥経由などで広がってもわかりません。
 ハトは飼い主の同意で検査し、ウイルスが見付かれば、同じ鳩舎のハトはすべて殺処分します。1羽数百万円のハトもいて、どこまで協力が得られるかは不透明です。日本鳩レース協会と日本伝書鳩協会によると、毎年約110万羽のハトが誕生しているといいます。

 2013年4月18日(木)




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