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■独身の1人暮らし、高血圧の危険性高まる 厚労省研究班が分析 [健康ダイジェスト]

 独身で1人暮らしをしている人は、結婚している人と比べて高血圧になる危険性が1・7倍余りに高まるという調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめました。
 厚労省の研究班で、滋賀医科大学の三浦克之教授などのグループは、厚生労働省が5年前に行った「国民健康・栄養調査」の結果を基に、全国の20歳以上のおよそ2800人の血圧のデータと、結婚しているかどうかの関連を分析しました。
 その結果、上の血圧の値が140以上、または下の血圧が90以上の「高血圧」の人の割合は、結婚している人では48・2パーセントだったのに対し、独身で1人暮らしをしている人は20ポイント高い68・4パーセントでした。
 さらに、年齢や性別、それに飲酒や喫煙などの生活習慣の要因を除外して分析したところ、独身で1人暮らしをしている人が高血圧になる危険性は、結婚している人の1・73倍でした。
 一方、独身でも同居者がいる人が高血圧になる危険性は、結婚している人の1・15倍でした。
 結婚しているかどうかと高血圧の関係を全国的なデータで分析したのは、初めてだということです。
 三浦教授は、「独身の人は食生活などにより注意を払う必要がある。調査結果を、企業や地域、医療機関などでの保健指導に役立ててもらいたい」と話しています。

 2015年1月20日(火)

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