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■介護保険料、初めて5000円台に達す 2025年には8000円超に [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は28日、65歳以上が支払う介護保険料が4月分から全国平均で5514円になると発表しました。2012~2014年度の4972円から542円増え、初めて5000円台に達しました。
 5年後の2020年度には月6771円、いわゆる「団塊の世代」がすべて75歳以上となる10年後の2025年度には月8165円まで上昇するとの推計も明らかにしました。
 65歳以上の保険料は市区町村や広域連合ごとに決められ、介護保険サービスの公定価格である介護報酬が改定される3年ごとに見直されます。
 高齢化の進行に伴いサービス利用の需要が高まり、保険料は急激に上昇。保険料を支払えば、誰もが1割の自己負担率で介護サービスを受けられるという介護保険制度が始まった2000年当時から、2倍近くに値上がりしました。
 保険料の最高8686円と最低2800円の差は約6000円となり、地域差が拡大しています。
 最も高い月8686円となったのは奈良県天川村で、これまで借入金により保険料上昇を抑えてきましたが、その返済で一気に3800円以上値上がりしました。一方、最も低額の月2800円だったのは鹿児島県三島村で、利用できるヘルパーや施設が不足し、サービス利用が少ないといいます。

 2015年4月29日(水)

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