■エボラ出血熱から回復した男性との性交渉で発症 リベリアの女性 [健康ダイジェスト]
西アフリカのリベリアで、エボラ出血熱から回復して半年近くたった男性との性交渉で、女性がエボラ出血熱を発症した例が起きたとアメリカの疾病対策センター(CDC)が1日、発表しました。
CDCは、体液に含まれるエボラウイルスがこれまで考えられていたよりも長期間、感染力を維持している可能性があるとして、注意を呼び掛けています。
今年3月、リベリアの首都モンロビアでエボラウイルスへの感染が確認された44歳の女性について調べたところ、エボラ出血熱の流行地への渡航歴や患者と接触したことはなく、発症する1週間ほど前に、エボラ出血熱から回復した男性と性交渉をしていたことがわかりました。
この男性の体液を調べた結果、エボラウイルスの一部が検出され、女性は男性との性交渉で、エボラウイルスに感染した可能性があるということです。
男性がエボラ出血熱を発症したのは昨年9月で、CDCによりますと、これまで発症後およそ3カ月間は、体液からエボラウイルスが検出されることがわかっていましたが、今回、その倍のおよそ6カ月後に検出されたことから、これまで考えられていたよりも長期間、ウイルスが感染力を維持している可能性があるとしています。
CDCは、「西アフリカでエボラ出血熱の流行が落ち着いても、エボラ出血熱から回復した人との性交渉で、感染するリスクがあることを認識する必要がある」と注意を呼び掛けています。
2015年5月3日(日)
CDCは、体液に含まれるエボラウイルスがこれまで考えられていたよりも長期間、感染力を維持している可能性があるとして、注意を呼び掛けています。
今年3月、リベリアの首都モンロビアでエボラウイルスへの感染が確認された44歳の女性について調べたところ、エボラ出血熱の流行地への渡航歴や患者と接触したことはなく、発症する1週間ほど前に、エボラ出血熱から回復した男性と性交渉をしていたことがわかりました。
この男性の体液を調べた結果、エボラウイルスの一部が検出され、女性は男性との性交渉で、エボラウイルスに感染した可能性があるということです。
男性がエボラ出血熱を発症したのは昨年9月で、CDCによりますと、これまで発症後およそ3カ月間は、体液からエボラウイルスが検出されることがわかっていましたが、今回、その倍のおよそ6カ月後に検出されたことから、これまで考えられていたよりも長期間、ウイルスが感染力を維持している可能性があるとしています。
CDCは、「西アフリカでエボラ出血熱の流行が落ち着いても、エボラ出血熱から回復した人との性交渉で、感染するリスクがあることを認識する必要がある」と注意を呼び掛けています。
2015年5月3日(日)
コメント 0