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■リンゴ病が再流行の兆し 10月以降患者が増加 [健康ダイジェスト]

 主に夏場に流行し、ほおなどに赤い発疹ができる伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の患者が10月以降再び増えており、国立感染症研究所は手洗いの徹底など、注意を呼び掛けています。
 伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病は子供を中心に流行するウイルス性の感染症で、風邪に似た症状とほおに赤い発疹が出ますが、妊婦が感染すると流産などの原因になることがあります。
 国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は12月6日までの1週間に2480人に上り、過去10年の同じ時期と比べて最も多くなっています。
 リンゴ病は通常、夏に流行のピークを迎え、その後、患者数が減少しますが、今年は10月以降再び増加しており、再流行の兆しがみられるということです。
 各地の流行状況を示す1医療機関当たりの患者数は、大分県が2・36人、秋田県が2・11人、山形県が2・03人、熊本県が1・78人などと、九州や東北を中心に患者の多い状態となっています。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「周りにウイルスを広げるのは、ほおが赤くなってリンゴ病だとわかる前なので、予防には日ごろから手洗いを徹底することが大事だ。特に妊娠中の女性はリンゴ病の患者が出た保育園や幼稚園への出入りを避けたり、子供との食器の共有を避けるなどしてほしい」と話しています。

 2015年12月17日(木)




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