■WHO、新型コロナウイルスの季節性否定 「夏は安全」は誤った考え [健康ダイジェスト]
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の29日午後3時の時点で、世界全体で1673万7842人となっています。亡くなった人は、66万383人に上っています。
感染者が最も多い国はアメリカで435万1997人、次いでブラジルが248万3191人、インドが153万1669人、ロシアが82万2060人、南アフリカが45万9761人です。
亡くなった人が最も多い国もアメリカで14万9256人、次いでブラジルが8万8539人、イギリスが4万5963人、メキシコが4万4876人、イタリアが3万5123人となっています。
世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大について、季節の影響を受けている様子は認められないとして、夏は比較的安全だという誤った考えに警鐘を鳴らしました。
WHOのマーガレット・ハリス報道官はインターネット上で会見し、最も大きな打撃を受けている国の一部は、現在異なる季節を迎えていると指摘。「季節はこのウイルス感染には影響を及ぼしていないようだ」と報道陣に述べました。
約14万8000人が死亡、感染症例は430万件近くに上り、最大の影響を受けているアメリカは現在夏。これに対し、死者が8万7000人以上と2番目に多いブラジルの今の季節は冬。
にもかかわらず、新型コロナウイルスが「季節性ウイルスだとする固定観念があるように見受けられる」とハリス報道官。
「我々皆が頭を切り替える必要があるのは、これは新しいウイルスだということだ…(新型コロナは)呼吸器系のウイルスで、従来の呼吸器系のウイルスには季節性の波を示す傾向があったとはいえ、新型コロナは異なった動向をみせている」
「夏も問題になり得る。このウイルスはあらゆる気候を好む。特に好むのは、我々が濃厚接触した際、人から人へと飛び移ることだ」「その機会を与えないようにしよう」と、ハリス報道官は呼び掛けました。
2020年7月29日(水)
感染者が最も多い国はアメリカで435万1997人、次いでブラジルが248万3191人、インドが153万1669人、ロシアが82万2060人、南アフリカが45万9761人です。
亡くなった人が最も多い国もアメリカで14万9256人、次いでブラジルが8万8539人、イギリスが4万5963人、メキシコが4万4876人、イタリアが3万5123人となっています。
世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大について、季節の影響を受けている様子は認められないとして、夏は比較的安全だという誤った考えに警鐘を鳴らしました。
WHOのマーガレット・ハリス報道官はインターネット上で会見し、最も大きな打撃を受けている国の一部は、現在異なる季節を迎えていると指摘。「季節はこのウイルス感染には影響を及ぼしていないようだ」と報道陣に述べました。
約14万8000人が死亡、感染症例は430万件近くに上り、最大の影響を受けているアメリカは現在夏。これに対し、死者が8万7000人以上と2番目に多いブラジルの今の季節は冬。
にもかかわらず、新型コロナウイルスが「季節性ウイルスだとする固定観念があるように見受けられる」とハリス報道官。
「我々皆が頭を切り替える必要があるのは、これは新しいウイルスだということだ…(新型コロナは)呼吸器系のウイルスで、従来の呼吸器系のウイルスには季節性の波を示す傾向があったとはいえ、新型コロナは異なった動向をみせている」
「夏も問題になり得る。このウイルスはあらゆる気候を好む。特に好むのは、我々が濃厚接触した際、人から人へと飛び移ることだ」「その機会を与えないようにしよう」と、ハリス報道官は呼び掛けました。
2020年7月29日(水)
2020-07-29 22:22
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