SSブログ

■世界の新型コロナウイルス感染者3700万人、死者106万人 ブラジルの死者15万人超え、インドの感染者700万人突破 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の報告によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の11日午前3時の時点で、世界全体で3700万3414人となりました。また、亡くなった人は、106万9782人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで768万7555人、次いでインドが697万9423人、ブラジルが505万5888人、ロシアが127万8245人、コロンビアが89万4300人です。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで21万4004人、次いでブラジルが14万9639人、インドが10万7416人、メキシコが8万3497人、イギリスが4万2769人となっています。
 一方、ブラジル保健省は10日、同国の新型コロナウイルスによる死者が、3月に最初に報告されて以来15万人を超えて15万198人になり、累計感染者は508万2637人になったと発表しました。
 世界の国の中でブラジルの死者は、これまでに21万3000人以上が死亡したアメリカに次いで2番目に多く、感染者はアメリカ、インドに次いで3番目に多くなっています。
 中南米は10日に新型コロナウイルスによる死者が36万人、累計感染者が1000万人を超えました。各国の公式統計によると、中南米は世界の地域別で最も死者が多くなっています。
 ブラジルで新型コロナウイルスによって死亡する人は、今年夏に2カ月にわたって1日平均1000人前後でほぼ横ばいとなり、徐々に減る傾向をみせています。しかし専門家らは、ヨーロッパやアジアと比較するとブラジルの死者減少のペースは遅く、ブラジルはまだ流行の第1波のさなかにある可能性があるとしています。
 また、インド保健・家族福祉省は11日、国内の新型コロナウイルスへの感染者が累計約705万人になったと発表しました。世界で感染者が700万人を超えたのは、アメリカに次いで2カ国目になります。1日当たりの新規感染者は、約7万4000人増と世界最多ながら、9月上旬の9万人強と比べれば鈍化しつつあります。
 死者は11日時点で、累計10万人強に上ります。地域別では、商都ムンバイがあるマハラシュトラ州が151万人と最も感染者が多く、都市から地方にも広がっています。地方は医療体制が脆弱なことから感染は引き続き拡大基調で、インドは11月中旬にヒンズー教の大祭のディワリを控えており、感染が再び勢い付くとの見方も出ています。
 インドの累計感染者は、10日時点で約766万人と世界最多のアメリカとの差が縮小しつつあります。インド準備銀行(中央銀行)は9日、2020年度のインドの経済成長率が9・5%のマイナスになるとの見通しを発表。インドは新型コロナウイルス拡大で経済活動が停滞しており、成長率は過去最悪の水準に落ち込むのが避けられない情勢です。

 2020年10月11日(日)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。