SSブログ

■新型コロナ、千葉県で過去最多の151人が感染 船橋高の男子バスケ部でクラスター [健康ダイジェスト]

 千葉県内では10日、過去最多となる151人の新型コロナウイルス感染が確認されました。クラスター(感染集団)と認定された船橋市立船橋高校では、新たに39人の感染が判明。感染者は計46人となり、さらに拡大する懸念があります。
 森田健作知事は今後の状況次第で、飲食店などの営業時間の短縮要請に踏み込む可能性に言及ましした。
 船橋市と船橋高は10日、記者会見を開き状況を説明。同校の生徒数は1200人、教職員数は126人。これまでにPCR検査の結果が判明したのは84人で、生徒40人、教職員6人の感染が確認されました。46人全員が軽症か無症状ながら、授業などを通じて感染が広がっている可能性があります。
 同校では毎朝、ホームルームの時間に、家庭で測った体温を生徒に自己申告させ、体調が悪い場合は早退を申し出るよう指導していました。だが、市保健所などの聞き取りで、11月末に症状が現れた生徒もいたことが判明。同校が体調変化を把握したのは8日以降で、9日から臨時休校の措置を取りました。
 男子バスケットボール部では、部員39人のうち36人が感染。1日3時間程度の練習をしており、5、6日には、複数の学校と練習試合を行いました。ミーティングなどではマスクを着けていたものの、試合や心拍数が高まる練習をする際は、文部科学省のマニュアルに従って、マスクを着用していなかったといいます。
 同部は12月23日に開幕する全国高校選手権(ウィンターカップ)への出場権を得ていて、サッカー部も年末年始に行われる全国高校サッカー選手権大会に2年連続23回目の出場を決めているものの、両部とも出場は流動的。都丸輝信校長は会見で、「臨時休校がいつまで続くか不明で、(出場できるかどうかは)わからない」と述べました。
 多くの有望選手を輩出している体操部は、選手4人が10日から始まった全日本体操個人総合選手権兼種目別選手権への出場を辞退しました。
 市立船橋高校のほかにも、県内ではクラスターが起きた施設で新たな感染者が相次ぎ、感染経路がわからないケースも目立ちました。
 県の発表によると、市川市の「竹中製作所 本社市川工場」で従業員4人の感染が確認され、同工場関係の感染者は計9人となりました。
 我孫子市の障害者福祉施設「みどり園」では、入所者2人と職員1人の感染が判明。3人は最初の検査で陰性だったものの、その後、発熱などの症状が現れ、再検査で陽性と判明しました。同施設関係の感染者は、計12人。
 市川市、松戸市在住の感染者の多くは、経路が不明とされました。
 これで千葉県内で発表された感染者は、累計で7827人となりました。

 2020年12月11日(金)

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。