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■新型コロナ、世界の感染者7377万人 死者164万人 アメリカのワクチン接種、女性に重いアレルギー反応 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の17日午前3時の時点で、世界全体で7377万3321人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で164万1578人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで1676万9765人、インドが993万2547人、ブラジルが697万34人、ロシアが270万8940人、フランスが244万7458人です。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで30万4841人、ブラジルが18万2799人、インドが14万4096人、メキシコが11万5099人、イタリアが6万6537人となっています。
 アメリカの複数のメディアは16日、アメリカの製薬大手ファイザーとドイツの製薬企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種を受けたアラスカ州の医療従事者の女性が重いアレルギー反応を示し、入院していたと報じました。女性の容体は現在、安定しているといいます。
 報道によりますと、女性は15日に接種を受けました。投与から約10分後に「アナフィラキシー反応」と呼ばれる重いアレルギー反応が始まり、発疹や息切れなどの症状が出ましたた。女性は入院し、集中治療室(ICU)で治療を受けて回復。過去に薬物でアレルギー反応を起こしたことはなかったといいます。
 ファイザーは約4万4000人が参加したワクチンの最終段階の臨床試験で、被験者にだるさや頭痛などが報告されたものの、深刻な副作用はみられなかったとしています。アメリカに先駆けて12月8日にワクチン接種が始まったイギリスでは、深刻なアレルギー反応の経験がある2人が接種後にアレルギー反応を示したと報じられました。
 ファイザーは、「地元の保健当局とこのケースについて調べている。今後もアレルギー反応の可能性を示す報告を注意深く調べていく」とコメントしています。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)は14日に更新したガイダンスで、接種を受けた後は、一定の時間、経過を観察するよう求めているほか、このワクチンに含まれる成分にアレルギー反応を示した経験がある人は接種しないよう指示しています。
 一方、イギリス政府は、ファイザーとビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、8日から15日までの1週間で13万7897人が接種を受けたと発表しました。
 接種を受けたのは、80歳以上の高齢者や高齢者施設で働く介護職員、それに医療従事者が大部分だとしています。
 このワクチンは、一定期間以上、保存するためにはマイナス70度前後の低温での管理が必要で、接種はまず設備の整った病院で行われてきましたが、今週に入り、地域の診療所や一部の高齢者施設でも接種が行われ、規模は徐々に拡大しています。
 接種を受けた人は、3週間後に2回目の接種を受けることになっています。
 イギリスではこのほか、イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が開発しているワクチンについても審査が進められており、年内には承認されるという見方が強まっています。

 2020年12月17日(木)

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