■東京都の医療体制警戒レベル、初めて「最高」に引き上げ 過去最多の822人が新型コロナに感染 [健康ダイジェスト]
東京都は17日午後3時時点の速報値で、これまでで最も多い822人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の人数としては、前日の678人を144人上回りました。
東京都内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、都の専門家の会議は17日の会合で、都内の医療提供体制について、「体制がひっ迫していると思われる」と総括し、4段階ある警戒レベルのうち最も高いレベルに引き上げました。
医療提供体制は、今年7月以降、先週までの23週連続で上から2番目の警戒レベルの「体制強化が必要であると思われる」が維持されており、最も高いレベルになるのは初めてです。
専門家は、「新型コロナウイルスの入院患者の増加傾向に伴い、通常医療との両立が困難な状況になった。新規陽性者数の増加を抑制する対策を強化し、重症患者数の増加を防ぐことが最も重要だ」と指摘しました。
一方、都内の感染状況については、「日常生活の中で感染するリスクが高まっており、医療提供体制の深刻な機能不全を避けるための最大限の感染拡大防止策が必要だ」と指摘し、先週に続いて、「感染が拡大していると思われる」という最も高い警戒レベルにしました。
東京都は医療提供体制の警戒レベル引き上げに合わせ、重症者用病床を50床増やすなど、確保する病床を計3000床から計4000床に拡大します。
2020年12月17日(木)
東京都内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、都の専門家の会議は17日の会合で、都内の医療提供体制について、「体制がひっ迫していると思われる」と総括し、4段階ある警戒レベルのうち最も高いレベルに引き上げました。
医療提供体制は、今年7月以降、先週までの23週連続で上から2番目の警戒レベルの「体制強化が必要であると思われる」が維持されており、最も高いレベルになるのは初めてです。
専門家は、「新型コロナウイルスの入院患者の増加傾向に伴い、通常医療との両立が困難な状況になった。新規陽性者数の増加を抑制する対策を強化し、重症患者数の増加を防ぐことが最も重要だ」と指摘しました。
一方、都内の感染状況については、「日常生活の中で感染するリスクが高まっており、医療提供体制の深刻な機能不全を避けるための最大限の感染拡大防止策が必要だ」と指摘し、先週に続いて、「感染が拡大していると思われる」という最も高い警戒レベルにしました。
東京都は医療提供体制の警戒レベル引き上げに合わせ、重症者用病床を50床増やすなど、確保する病床を計3000床から計4000床に拡大します。
2020年12月17日(木)
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