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■新型コロナ、世界の感染者7628万人 死者168万人 インドの感染者1000万人超える [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の20日午後3時の時点で、世界全体で7628万9042人となりました。また、感染して亡くなった人は、168万5526人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで1765万5591人、次いで、インドが1003万1223人、ブラジルが721万3155人、ロシアが279万2615人、フランスが251万6957人です。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで31万6159人、次いで、ブラジルが18万6356人、インドが14万5477人、メキシコが11万7876人、イタリアが6万8447人となっています。
 一方、新型コロナウイルスの感染拡大が続くインドで、感染が確認された人の数は、アメリカに次いで累計で1000万人を超えました。インドではワクチンの緊急使用許可が申請され、政府は許可されしだい、医療従事者などから接種を始める方針。
 インド政府は19日、新たに2万5152人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、累計の感染者の数は1000万4599人と、アメリカに次いで1000万人を超えました。
 また、これまでに死亡した人の数は14万5136人と、アメリカとブラジルに次いで世界で3番目に多くなっています。
 インドでの1日の新規の感染者は9月中旬には10万人に迫る勢いで一時、世界で最も速いペースで感染が広がっていましたが、その後に増加ペースが鈍り、12月に入ってからは1日、2万人から3万人台で推移しています。インドは感染者の死亡率も低く、アメリカの半分未満となっています。
 イギリスやアメリカなどでワクチンの接種が始まる中、インドでも今月、イギリスの製薬大手アストラゼネカと協力する地元の製薬企業など3社がワクチンの緊急使用許可を相次いで申請し、規制当局が審査を急いでいます。
 ワクチンを巡って、ナレンドラ・モディ首相は4日、「専門家が許可すれば、すぐに接種が始められる」と述べており、インド政府はワクチンの緊急使用が許可されしだい、最初に医療従事者らを、次に51歳以上の国民を対象に接種を開始する方針を示しています。

 2020年12月20日(日)

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