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■新型コロナ、世界の感染者7736万人 死者170万人 台湾で4月以来初の感染者を確認 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の22日午後3時の時点で、世界全体では7736万4641人となりました。また、感染して亡くなった人は、170万2596人に上っています。
 感染者が多いのは、アメリカが1803万5209人、インドが1007万5116人、ブラジルが726万3619人、ロシアが285万42人、フランスが253万5716人。
 感染して亡くなった人が多いのは、アメリカが31万9364人、ブラジルが18万7291人、インドが14万6111人、メキシコが11万8598人、イタリアが6万9214人となっています。
 一方、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)対応で世界の称賛を浴びてきた台湾で22日、海外から来た人などを除いて4月以来、255日ぶりに新型コロナウイルスの感染者が1人確認され、衛生当局が警戒を強めています。
 台湾の衛生当局の発表によりますと、22日、台湾に住む30歳代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
 海外から来た人などを除き、台湾域内で感染者が確認されたのは今年4月以来、およそ8カ月ぶりです。
 女性は、20日に感染が確認されたニュージーランド人の男性パイロットと接触があったということです。
 衛生当局によりますと、台湾の航空会社に勤務する男性パイロットは台湾での行動についてあいまいな申告しかしなかったため、警察の協力を得て調べたところ、8日から10日までの間に女性と接触していたことがわかったということです。
 男性は法律に基づいて最高で30万台湾元、およそ110万円の支払いを命じられる見通しです。
 衛生当局は、2人が訪れた台北のデパートなどの名前を公表し、同じ日時に出入りした人たちに自主的な健康管理を呼び掛けました。
 台湾では22日までに感染が確認された770人のうち、域内での感染は56人にとどまっています。
 台湾は迅速な対応で感染を収束させた例として、知られてきました。新型コロナウイルスが最初に見付かった中国・武漢からの直行便に対しては、昨年12月31日に乗客の検疫を開始。1月21日に台湾初の感染者が確認されたことを受けて武漢からの入境を禁止し、中国本土と香港、マカオからの渡航者も検疫対象としました。
 現在も、台湾に到着するほとんどの人に陰性結果の提出と、2週間の隔離を義務付けています。また、公共交通機関や商業施設などでのマスク着用を罰則付きで義務化するなどして、警戒を強めています。
 こうした対応が功を奏し、4月12日以降これまでに確認された陽性者は全員外国人旅行者で、台湾社会での感染拡大はこれまでありませんでした。航空業界のパイロットは現在、外国から到着するごとに3日間の自主隔離を行っています。

 2020年12月22日(火)

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