■新型コロナ、世界の感染者8100万人 死者176万人 イギリスの１日の感染者４万人超える

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の29日午前３時の時点で、世界全体では8100万9062人となりました。また、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は、世界全体で176万8798人に上っています。
　感染者の多い国は、アメリカが1916万1619人、インドが1020万7871人、ブラジルが748万4285人、ロシアが304万7335人、フランスが261万6510人。
　死者の多い国は、アメリカが33万3394人、ブラジルが19万1139人、インドが14万7901人、メキシコが12万2426人、イタリアが７万2370人。
　変異した新型コロナウイルスの感染が拡大しているイギリスでは28日、１日当たりの新たな感染者数が４万1385人と初めて４万人を超え、これまでで最も多くなりました。死者は357人でした。
　このうち、イギリスの人口の84％を占めるイングランドでは、28日だけで３万6511人と、27日に比べて１万人以上多い感染者が新たに確認されました。
　国家統計局によりますと、12月中旬以降、ロンドンを含む南東部では感染が急速に拡大していて、これらの地域では、変異ウイルスが確認される割合は、従来のウイルスの２倍以上となっています。
　イギリス政府は、変異ウイルスの感染力は従来のウイルスに比べて強いとみていますが、重症化したり、ワクチンの効果が弱まったりするという根拠はないとしています。
　ロンドンを含むイングランドの南東部などでは12月20日から外出制限を始めとする厳しい措置がとられていますが、感染の拡大に歯止めがかかっておらず、26日には対象となる地域が広がりました。

　２０２０年１２月２９日（火）

タグ：ニュース 健康ダイジェスト 健康創造塾