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■コロナ変異種の感染者、11月からドイツに存在 アルゼンチン、ロシア製ワクチンの接種開始 [健康ダイジェスト]

 ドイツ保健当局は29日、イギリスで急速に感染が拡大している新型コロナウイルスの変異種について、すでに11月にはドイツに入っていたと発表しました。同国北部で死亡した患者から、同じ変異種が検出されたといいます。
 ニーダーザクセン州保健省はこの変異種に関する発表で、「研究者らが11月に感染した患者から見付かった変異株B1.1.7の解析に成功した」と明らかにし、「イギリスのイングランド南部で確認された感染症例の多数を占める変異種と同じ種だ」としています。
 感染していたのは既往症がある高齢男性で、後に死亡。妻も感染していたものの、回復しました。
 発表によると、2人は11月半ばにイギリスに旅行した娘が帰国した後に感染。娘が変異種に感染したのは、「ほぼ確実にイギリスだとみられている」といいます。
 ドイツはこれまで、変異種の感染者は24日にロンドンから空路で帰国した女性1人のみと報告していました。
 アルゼンチンで29日、物議を醸しているロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクⅤ」の大規模接種が始まりました。スプートニクⅤの接種開始は、南北アメリカ大陸ではアルゼンチンが初めて。
 ヒネス・ゴンサレス・ガルシア保健相によると、大規模接種は全国で一斉に開始され、最前線に立つ医療従事者が優先されます。
 最初に接種を受けたのは、首都ブエノスアイレスにあるポサダス病院の医師でした。
 スプートニクⅤを巡っては、大規模臨床試験(治験)の開始前に承認されたことに対し、ロシア内外から非難の声が上がっています。

 2020年12月30日(水)




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