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■新型コロナ、中国で新たに103人が感染 昨年7月以来の100人超え [健康ダイジェスト]

 中国国家衛生健康委員会は11日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が10日、新たに103人確認されたと発表しました。中国で1日に新たに確認された感染者が100人を超えたのは、昨年7月30日以来およそ5カ月ぶりです。
 新規感染者の内訳は、河北省が82人、遼寧省が2人、北京市が1人で、「輸入症例」が18人(広東省7人、遼寧省4人、天津市2人、上海市2人、福建省1人、雲南省1人、陝西省1人)でした。新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されませんでした。
 首都・北京に隣接する河北省の感染者が82人と最も多くなっており、省都・石家荘(せっかそう)を中心に感染が拡大し、地元当局は、1000万人余りの全市民に対し、PCR検査を受けた上で自宅にとどまるよう指示し、市内の地下鉄やバスなどの運行を停止しています。
 中国政府は、大勢の人が移動する2月の旧正月「春節」を前に感染拡大に危機感を強めていて、国産ワクチンの無料での接種を大規模に行うなど、対応を進めています。
 10日の新たな退院者は18人で、経過観察が解除された濃厚接触者は405人でした。重症者は前日より4人増えました。
 輸入症例の患者は現在298人で、うち重症者は5人、感染の疑いがある患者はいませんでした。累計感染者数は4430人で、うち4132人がすでに退院しており、輸入症例での死者は確認されていません。
 11日午前0時時点の中国本土の感染者数は673人で、うち重症者は20人。感染者の累計は8万7536人で、退院者は8万2229人、死者は4634人となりました。感染の疑いがある患者はいませんでした。特定された濃厚接触者は累計92万5042人、経過観察を受けている濃厚接触者は2万6652人。
 10日に新たに確認された無症状の感染者は76人(輸入症例15人)でした。同日に確定診断された無症状感染者は31人(輸入症例3人)で、経過観察を解除されたのは9人(輸入症例8人)でした。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は506人(輸入症例260人)となっています。
 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1万116人で、うち香港特別行政区が9242人(退院8423人、死亡158人)、マカオ特別行政区が46人(すべて退院)、台湾地区が828人(退院720人、死亡7人)でした。

 2021年1月11日(月)

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