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■新型コロナウイルスワクチン、フランスで回復者への接種1回を推奨 アメリカで2億回分を追加購入へ [健康ダイジェスト]

 フランスは12日、新型コロナウイルスに一度感染し回復した人に対しては、ワクチン接種を1回のみにすることを推奨すると発表しました。このような指針を示したのは、同国が世界で初めて。
 ヨーロッパ連合(EU)域内で認可されている3つのワクチンはすべて2回接種することになっているものの、フランス公衆衛生当局は、過去に新型コロナウイルス感染症に罹患した人は、ワクチン1回分と同等の免疫反応が得られることから、1回のみの接種で十分な可能性が高いと説明しています。ただし、回復した人がワクチン接種を受ける場合は、感染して3カ月から半年ほど間を置くよう勧告しています。
 アメリカで最近発表された2つの研究論文は、新型コロナウイルスに感染して回復した人は1回のワクチン接種でも効果があると考えられると結論付けています。
 このうち一方の論文は、回復した人にワクチンを1回接種した場合の免疫は、新型コロナウイルスに感染したことのない人に2回接種した場合と「同等かそれ以上」だとしています。
 一方、アメリカのジョー・バイデン大統領は11日、アメリカの製薬大手ファイザーとモデルナから新型コロナウイルスワクチン計2億回分を新たに購入する契約を結び、7月末までにほぼすべての国民に接種する方針を打ち出しました。
 バイデン政権は1月に、両社からワクチンを購入する方針を示していました。今回の契約でアメリカのワクチン確保数は50%増え、6億回分となりまし。
 バイデン大統領は、首都ワシントン近郊の国立衛生研究所を視察した後、モデルナとファイザーからワクチン各1億回分を新たに購入する最終契約に署名したと発表し、「7月末までに、アメリカ国民3億人に供給できる見通しが立った」と述べました。
 アメリカではこれまでに、人口の1割を超える約3580万人が1回以上の接種を受けました。モデルナとファイザーのワクチンはアメリカでの緊急使用が認められており、2回の接種が必要。
 アメリカの1日当たりの新規感染者数は、ピークだった休暇シーズン後の今年1月8日の30万人以上から、今では約10万人にまで減少しています。

 2021年2月13日(土)

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