SSブログ

■新型コロナ、世界の感染者1億1189万人 死者247万人 フィリピン、中国製ワクチン承認も医療従事者には提供せず [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の24日午前3時の時点で、世界全体で1億1189万818人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で247万8717人となりました。
 感染者が多い順に、アメリカ2820万3091人、インド1101万6434人、ブラジル1019万5160人、イギリス414万6730人、ロシア414万2126人となっています。
 感染して亡くなった人が多い順に、アメリカ50万1117人、ブラジル24万7143人、メキシコ18万536人、インド15万6463人、イギリス12万1536人となっています。
 フィリピンの医薬品規制当局は22日、中国の製薬大手シノバック・バイオテック製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認したものの、他のワクチンと比較して有効性が低いとして、医療従事者や高齢者への接種は推奨しませんでした。
 フィリピンでは、シノバック製ワクチン「コロナバック」の前に、アメリカのファイザー製とイギリスのアストラゼネカ製の2つの新型コロナワクチンの緊急使用が承認されているものの、いまだ届いておらず、ロドリゴ・ドゥテルテ政権は接種開始の遅れを批判されています。
 そうした中、中国政府は「コロナバック」60万回分の寄付に同意。当局関係者によると、3~5日以内にフィリピンに到着する見込み。ただし、同ワクチンは安全性や有効性を懸念されています。
 フィリピン食品薬事管理局(FDA)トップのエリック・ドミンゴ氏は、「ワクチンを使用するメリットは、既知または潜在的なリスクを上回る」と述べました。さらに、「「コロナバック」は18~59歳の「臨床的に健康」な成人に接種できるが、最前線の医療従事者や高齢者への接種は推奨しない」と述べました。
 大統領報道官のハリー・ロケ氏によると、第1弾の接種は、エッセンシャルワーカー(人々の生活にとって必要不可欠な労働者)と兵士が対象になる見通し。
 「コロナバック」の有効性は、トルコで行われた臨床試験(治験)で91・25%を示した一方で、ブラジルで実施されたより厳密な治験では50%前後にとどまりました。そんな「コロナバック」の接種を推進することについて、ロケ氏は「予防策を全く講じないよりまし」だと正当化しました。
 世界の多くの国ではワクチンに対する国民の信頼を高めるために、指導者自らが第1弾の接種を受けていあすが、ロケ氏によるとドゥテルテ大統領は高齢を理由に「コロナバック」の接種を受けず、中国国営の中国医薬集団(シノファーム)製のワクチンが到着するまで待つ意向だといいます。

 2021年2月24日(水)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。