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■新型コロナ感染者の3割が精神や神経の病気を発症 オックスフォード大が分析 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の10日午後3時の時点で、世界全体で1億3469万1669人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で291万5400人となりました。
 感染者が最も多いのはアメリカで3108万5251人、ブラジルが1337万3174人、インドが1320万5926人、フランスが500万314人、ロシアが457万2053人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで56万1074人、ブラジルが34万8718人、メキシコが20万7020人、インドが16万8436人、イギリスが12万7284人となっています。
 新型コロナウイルスに感染した人の大規模な医療データを分析したところ、30%余りが半年以内に不安障害などの精神や神経の病気と診断されたとする推計結果を、イギリスのオックスフォード大学が発表しました。
 これは、イギリスのオックスフォード大学の研究チームがイギリスの医学誌「ランセット」の系列誌「ランセット精神医学」に発表しました。
 それによりますと、アメリカなどで新型コロナウイルスに感染した23万6000人余りの医療データを詳細に分析した結果、新型コロナウイルスの診断から半年以内に、不安障害や脳卒中など精神や神経の病気と診断された人は、約34%に上ると推計されることがわかったということです。
 こうした精神や神経の病気と診断される割合は、インフルエンザなどに比べて高く、新型コロナウイルスの後遺症とみられています。
 診断された病気は不安障害や気分障害が多く、ほかにも不眠症や脳卒中などがありました。
 また、新型コロナウイルスで重症化した人ほど、割合が高くなる傾向がみられたということです。
 研究を主導したオックスフォード大学の精神科医、マックス・タケ氏は「コロナ感染症回復後はインフルエンザや他の呼吸器感染症よりも精神・神経疾患が多く見られることが研究で判明した」と説明。
 このような後遺症が発症する仕組みは特定できなかったとした上で、「今後、発症メカニズムの特定など、さらなる研究が必要だ」としています。

 2021年4月10日(土)




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