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■聖火リレーで初の新型コロナ感染者 香川県、交通規制の警察官 [健康ダイジェスト]

 4月17日に香川県直島町で東京オリンピックの聖火リレーに伴って交通規制に当たっていた30歳代の男性警察官が、新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。大会組織委員会によりますと、聖火リレーの関係者で新型コロナウイルスに感染した人は初めてだということです。
 香川県警察本部によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、高松北警察署の交通第2課に所属する30歳代の男性巡査部長です。
 巡査部長は、症状が出る前日の4月17日、直島町で東京オリンピックの聖火リレーの交通規制に当たっていて、一般車両をう回路へ誘導する業務などをしていたということです。
沿道に集まった人との接触などは、ありませんでした。
 巡査部長はその後、4月18日以降に発熱やのどの痛みなどの症状が出始め、翌日の19日には平熱に戻ったため、20日の午前中まで高松北警察署で同僚とともに宿直勤務をしていたということです。
 その後、医療機関を受診してPCR検査を受けた結果、21日午前中に陽性が確認されました。
 高松北警察署は一緒に宿直をした同僚などを自宅待機とした上で、21日から当面、一般市民の警察署への立ち入りを禁止し、屋外に窓口を設けて車庫証明の申請などを受け付けています。
 各都道府県の実行委員会とともに、聖火リレーを実施している大会組織委員会によりますと、聖火リレーの関係者で新型コロナに感染した人は初めてだということです。
 大会組織委員会は聖火リレーの運営スタッフに対し、体調管理のチェック表と行動記録表の作成といった予防策を求めているほか、沿道の密集対策のためインターネットによるライブ中継での応援を呼び掛け、著名人が走る区間の規制などを行っています。
 大会組織委員会は、「関係機関などと連携し、保健所などの指導のもと感染拡大防止に努めるとともに、安全で安心な聖火リレーの実施に向けて必要な対策を講じていきます」というコメントを出しました。
 東京オリンピックの聖火リレーは新型コロナの感染拡大で、大阪府や松山市で公道でのリレーが中止となるなど、影響が広がっています。

 2021年4月22日(木)




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