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■高齢者、ワクチン2回接種で感染15分の1に 厚労省が調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した65歳以上の高齢者は、未接種の高齢者に比べ、人口当たりの新規感染者数が15分の1にとどまることが、厚生労働省の調べで明らかになりました。政府高官は、「ワクチンの効果が実証された」と評価しています。
 厚労省が、感染者のデータを一元管理する情報システム「HER―SYS(ハーシス)」の登録データをもとに7月5~15日の11日間に感染が判明した人について、ワクチンの接種回数ごとの感染者数を分析しました。
 65歳以上では、10万人当たりの感染者数は未接種が13・5人、1回接種が3・7人、2回接種が0・9人でした。2回接種後に感染した人の割合は、未接種で感染した人の15分の1でした。
 厚労省は今後、専門家会合などに調査結果を示す方向で検討しています。

 2021年7月22日(木)




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