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■国民医療費、3年連続で過去最高に 1人当たり2・5%増の35万1800円 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は9日、2019年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた国民医療費(確定値)が、前年度より9946億円(2・3%)増えて44兆3895億円だったと発表しました。国民1人当たりでみると、前年度から8600円(2・5%)増の35万18000円に達し、いずれも3年連続の増加で、過去最高を更新しました。
 高齢化の進展や医療の高度化などで国民医療費の増加傾向が続いており、40兆円を超えるのは7年連続。厚労省によると、本格的に感染が拡大する前だった新型コロナウイルスの影響はないといいます。2020年度の国民医療費は、受診控えの影響で押し下げられるとみられています。
 年齢階層別では、「65歳以上」の高齢者の総額が27兆629億円で全体の約6割を占めました。1人当たりでは「65歳未満」が19万1900円だったのに対し、「65歳以上」は75万4200円で4倍近い水準でした。
 年齢別では、「0~14歳」が16万4300円、「15~44歳」が12万6000円、「45~64歳」が28万5800円、「65歳以上」が75万4200円。
 国民医療費は医療保険給付や公費負担、自己負担の総額で、保険診療の対象となる医科、歯科の診療費や薬局の調剤料などを含みます。保険診療外の先進医療などは含みません。

 2021年11月9日(火)




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