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■オランダ、飲食店8時以降の営業禁止 コロナ再拡大のヨーロッパで規制広がる [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めがかからないため、対策の行動規制が広がってきました。オランダが飲食店の午後8時以降の営業を禁止したほか、オーストリアも飲食店やジムへの入店を規制しました。
 世界保健機関(WHO)はヨーロッパについて、「パンデミック(世界的な大流行)の震源地に戻ってきた」と指摘しています。特に増えているのがオーストリアとオランダ。100万人当たりの新規感染者(7日移動平均)は11日時点で、オーストリアが約1060人、オランダが約720人。イギリスの約510人やドイツの約400人を上回っています。
 オランダ政府は飲食店の午後8時以降の営業を少なくとも3週間禁止するほか、在宅勤務を推奨し、イベントなどは無観客とする方向です。9月にコロナ規制を解除して感染者が増加し、医療機関が通常診療の縮小を余儀なくされているためです。
 オーストリアは8日から規制を強化しました。飲食店やジムに入店する際は原則、ワクチン接種かコロナから回復した証明を求めています。週明けからは、ワクチン未接種者についてさらに厳しい制限を課すといいます。
 オランダのマルク・ルッテ首相は12日、新型コロナウイルスの感染再拡大により、西ヨーロッパで今冬初めて飲食店への時短要請などの部分的なロックダウン(都市封鎖)を3週間実施すると発表しました。
 ルッテ首相は国営テレビの演説で、「ウイルスが国内のあらゆる場所、分野、年齢層に存在している」としてロックダウンの必要性を訴え、「幸いなことに大多数の人がワクチンを接種したお陰で、医療機関が計り知れないほど悲惨な状況に陥る事態は避けられている」としました。
 オランダ政府によると、ロックダウンは13日から3週間実施。営業時間がバー、レストラン、カフェ、スーパーマーケットは午後8時まで、生活必需品以外の店舗は午後6時までとなります。自宅に呼べる客は4人までとなり、どうしても必要な場合以外は原則的に在宅勤務を求められます。
 イベントは中止されるものの、来週行われる2022年サッカーW杯カタール大会ヨーロッパ予選のノルウェー戦を含むサッカーの試合は無観客で行われます。学校は休校にならず、外出制限は課されません。
 オランダでは現在、ワクチン接種を完了した国民の割合は70%を超え、成人については約85%にも達しています。

 2021年11月13日




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