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■韓国、新型コロナ重症患者612人で連日最多 新規感染者3938人 [健康ダイジェスト]

 韓国の中央防疫対策本部は25日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3938人増え、累計42万9002人になったと発表しました。1日当たりの新規感染者数は前日の4115人より177人減ったものの、過去2番目の多さとなりました。また、重症者は612人で新型コロナ流行以降で初めて600人を超え、3日連続で過去最多を更新しました。
 韓国では今月1日に、新型コロナの防疫体制が「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」に移行。防疫措置が大幅に緩和されて社会的な活動や集まりが増え、感染者が増え続けています。早い段階でワクチン接種を完了した60歳代以上は接種の効果が低下し、ブレイクスルー(突破)感染が拡大しています。
 重症者612人のうち85・0%の520人は60歳代以上で、50歳代が43人、40歳代が28人、30歳代が16人、20歳代が2人、10歳代が2人、10歳未満が1人。
 死者は前日から39人増えて、1日当たりの死者数としては7月に流行の「第4波」が始まってから最多となり、累計3401人となりました。この日の死者のうち38人は60歳以上で、1人が50歳代でした。韓国国内の平均致死率は0・79%。
 この日新たに確認された市中感染者は3917人、海外からの入国者の感染は21人でした。
 市中感染者を地域別にみると、ソウル市が1757人、京畿道が1096人、仁川市が259人で、首都圏が計3112人と全体の79・4%を占めました。首都圏以外の地域では、忠清南道が110人、釜山市と慶尚北道がそれぞれ97人、江原道が86人、大邱市が80人、慶尚南道が72人、大田市が50人、全羅南道が42人、忠清北道が39人、光州市と全羅北道がそれぞれ35人、済州道が29人、世宗市が20人、蔚山市が13人の計805人でした。全国17市道のすべてで感染者が発生しました。
 24日の検査件数は5万8811件で、ほかに臨時検査所での検査が13万4135件。
 一方、新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、ワクチンの2回目の接種率は25日午前0時時点で79・3%(4069万5921人)となりました。18歳以上の人口比では91・1%。1回目の接種率は82・5%、18歳以上の人口比では93・3%となっています。

 2021年11月25日(木)




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