■ドイツのコロナ死者数、累計で10万人突破 [健康ダイジェスト]
ドイツ保健当局の25日の統計で、国内の新型コロナウイルスの累計死者数が10万人を超えたことが明らかになりました。ヨーロッパ最大の経済大国であるドイツは現在、流行の第4波に見舞われています。
国立ロベルト・コッホ研究所によると、直近24時間の死者は351人で、累計死者数は10万119人となりました。
新規感染者数も過去最高の7万5961人を記録しており、集中治療室(ICU)は窮迫しています。
アンゲラ・メルケル首相に代わり新たに首相に就任するオラフ・ショルツ財務相は、新型コロナ対策で難しいかじ取りを迫られます。
ドイツ集中治療・救急医学会(DIVI)のゲルノット・マルクス会長によると、一部の病院はすでに受け入れができず、海外に患者を搬送せざるを得なくなっています。
ドイツは先週、公共交通機関の利用や出勤時に、ワクチン接種済みまたは最近感染し回復した、または陰性証明の提示を義務付ける新型コロナの規制強化を打ち出しました。現在、感染拡大が深刻な一部地域では、休業命令が出されています。
感染急拡大を受けドイツでは、オーストリアと同様に全国民にワクチン接種を義務付けるべきかを巡って激しい議論となっています。ショルツ次期首相は以前、接種義務付け支持の意向を示しています。
ワクチン接種率が69%とフランスの75%など他の欧州諸国に比べ低いことが、ドイツ流行第4波の一因だとされています。
2021年11月25日(木)
国立ロベルト・コッホ研究所によると、直近24時間の死者は351人で、累計死者数は10万119人となりました。
新規感染者数も過去最高の7万5961人を記録しており、集中治療室(ICU)は窮迫しています。
アンゲラ・メルケル首相に代わり新たに首相に就任するオラフ・ショルツ財務相は、新型コロナ対策で難しいかじ取りを迫られます。
ドイツ集中治療・救急医学会(DIVI)のゲルノット・マルクス会長によると、一部の病院はすでに受け入れができず、海外に患者を搬送せざるを得なくなっています。
ドイツは先週、公共交通機関の利用や出勤時に、ワクチン接種済みまたは最近感染し回復した、または陰性証明の提示を義務付ける新型コロナの規制強化を打ち出しました。現在、感染拡大が深刻な一部地域では、休業命令が出されています。
感染急拡大を受けドイツでは、オーストリアと同様に全国民にワクチン接種を義務付けるべきかを巡って激しい議論となっています。ショルツ次期首相は以前、接種義務付け支持の意向を示しています。
ワクチン接種率が69%とフランスの75%など他の欧州諸国に比べ低いことが、ドイツ流行第4波の一因だとされています。
2021年11月25日(木)
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