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■オミクロン型「BA・2」に新たな変異、国内で初めて検出 [健康ダイジェスト]

 現在主流となっている新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「BA・2」に、これまで見られなかった変異が加わったウイルスを国内で初めて検出したと東京医科歯科大学の研究チームが2日、発表しました。新たな変異は、昨年夏に広がったデルタ型で変異が見られた部位に見られるということで、感染力が高まっているかどうかなど、詳しく調べるとしています。
 東京医科歯科大学の武内寛明准教授(ウイルス学)などの研究チームは、4月中旬までの約3カ月間に大学病院のコロナ患者116人から検出されたウイルスの遺伝子を解析しました。
 その結果、4月中旬、患者2人からオミクロン型のうち、現在主流になっている「BA・2」に、新たな変異が加わったウイルスを検出したということです。
 新たな変異は、デルタ型と同様、細胞に侵入する際の足掛かりとなるスパイクタンパク質の「L452」という部位で起きていましたが、感染力が高まっているかどうかなどはわかっておらず、今後詳しく調べるとしています。
 また、ウイルスが検出された2人の症状は軽く、海外渡航歴がなかったことや遺伝子の特徴から、ウイルスは日本国内で変異したとみられるということです。
 同様の変異があるウイルスはイギリスやアメリカなどでも確認され、増加傾向にあるということで、武内准教授は「感染力が高い可能性は考えられる。これまでと同様、感染対策を続ける必要がある」と話しています。

 2022年5月2日(月)




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