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■北朝鮮、 新たに26万人以上の発熱を確認 累計は197万人に [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が確認された北朝鮮で新たに1日に26万人以上の発熱者が確認されたと発表され、4月下旬以降の発熱者の累計は200万人近くになりました。感染拡大に歯止めがかかっていないとみられ、さらなる患者の増加が懸念されています。
 19日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、18日午後6時までの24時間に新たに約26万2270人に発熱の症状が確認され、1人が死亡したと伝えました。発熱者数は16、17両日に連続して前日より減少していたが、再び増加に転じました。
 北朝鮮は5月12日に新型コロナウイルスの感染確認を初めて明らかにして以降、連日20万人から30万人以上の発熱者の確認を発表しており、4月下旬以降の発熱者の累計は約197万8230人、死者は63人に上り、人口の7・6%が発熱した計算になります。ただ、同国では検査体制が不十分なため、実際の感染者数や死者数はさらに多いとみられます。
 これまでの発熱患者のうち123万8000人超は回復し、約74万人が治療を受けているとしています。
 北朝鮮の保健当局は発熱者を隔離するため各地で病棟を増設しているとしていますが、自宅での隔離も増えているとしていて、病床の確保が追い付いていない可能性があります。
 また、当局は消毒薬の生産を急ぐため、首都ピョンヤンに数千トンの塩を緊急輸送するなど対策を急いでいるとしていますが、もともとぜい弱だといわれる医療体制に加えて、ワクチンの接種も進まず、さらなる患者の増加が懸念されています。

 2022年5月19日(木)




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