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■コロナ後遺症、オミクロン型は「せき」が最多4割近く 「味覚・嗅覚障害」は大幅に減少 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの後遺症について、東京都は26日、オミクロン型の感染拡大期は「せき」の症状が38・6%と最も多く、デルタ型以前に比べて16・4ポイント増加したとの相談電話の分析を公表しました。「倦怠(けんたい)感」が34%で続き、8ポイント増えました。デルタ型以前に多かった「味覚・嗅覚障害」や「脱毛」は大幅に減少しました。
 東京都は都立・公社病院の窓口に寄せられた後遺症の相談電話のうち、オミクロン型の感染が拡大した1~4月に陽性となった2039件を分析しました。症状としては、「せき」と「倦怠感」の割合が増えた一方、「味覚障害」は10・6%(デルタ型以前は23・3%)、「嗅覚障害」は9・5%(同30・4%)、「脱毛」は0・8%(同9・4%)とそれぞれ大幅に減りました。
 発症時は軽症以下だった人が97%に上り、74%に基礎疾患や既往症がありませんでした。年代は40歳代が23%と最も多かったものの、特定の年代への偏りはありませんでした。
 感染動向を分析する26日の東京都のモニタリング会議で、この結果を報告した東京iCDC(感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫座長は、「年齢や既往症の有無、発症時の重症度にかかわらず、相談が寄せられている」と述べ、後遺症を防ぐ観点からも感染予防を呼び掛けました。

 2022年5月26日(木)




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