■第一三共、コロナワクチン追加接種向けに4500人規模の臨床試験開始 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの国産ワクチンの開発を進めている製薬大手の第一三共は26日、開発中の「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」を追加接種向けとして承認申請するため、4500人規模の臨床試験(治験)を開始したと発表しました。
臨床試験はすでにワクチンを2回接種した18歳以上の約4500人を対象としていて、3回目の追加接種で開発中のワクチンを接種した場合と、アメリカのファイザーやモデルナの「mRNAワクチン」を追加接種した場合を比べて、有効性が同等かどうかや安全性に問題がないかなどを確認するということです。
同社によりますと、これに先立って行われた約500人を対象とした初期段階の臨床試験では、ほかのワクチンと同等の効果が確認されたということです。
第一三共では、今回の4500人規模の最終段階の臨床試験の結果を踏まえ、追加接種向けとして国に承認申請を行う方針で、今年中の実用化を目指すということです。
また第一三共は、未接種者を対象としたワクチンについても、中間段階の臨床試験で十分な免疫が誘導される結果が得られたということで、今年9月までに、最終段階の臨床試験を始める方針で、年内には承認を得て実用化を目指すとしています。
2022年5月27日(金)
臨床試験はすでにワクチンを2回接種した18歳以上の約4500人を対象としていて、3回目の追加接種で開発中のワクチンを接種した場合と、アメリカのファイザーやモデルナの「mRNAワクチン」を追加接種した場合を比べて、有効性が同等かどうかや安全性に問題がないかなどを確認するということです。
同社によりますと、これに先立って行われた約500人を対象とした初期段階の臨床試験では、ほかのワクチンと同等の効果が確認されたということです。
第一三共では、今回の4500人規模の最終段階の臨床試験の結果を踏まえ、追加接種向けとして国に承認申請を行う方針で、今年中の実用化を目指すということです。
また第一三共は、未接種者を対象としたワクチンについても、中間段階の臨床試験で十分な免疫が誘導される結果が得られたということで、今年9月までに、最終段階の臨床試験を始める方針で、年内には承認を得て実用化を目指すとしています。
2022年5月27日(金)
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