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■愛知県の40歳代女性がジカ熱感染 国内4例目、ブラジル以外の中南米に滞在歴 [健康ダイジェスト]

 中南米に滞在歴があり発疹などの症状を訴えていた愛知県の女性が、ジカ熱に感染していることが確認されました。中南米を中心に流行が広がった昨年以降、国内で患者が確認されたのは4例目で、厚生労働省は現段階では国内で感染が拡大するリスクは極めて低いとして冷静に対応するよう呼び掛けています。
 ジカ熱への感染が確認されたのは愛知県に住む40歳代の女性で、発疹や37・9度の発熱、関節痛、結膜炎などの症状を訴えて、23日、県内の医療機関を受診しました。
 厚労省によりますと、女性は今月中旬まで2週間程度、ブラジル以外の中南米の流行地域に滞在しており、今月20日に帰国、国立感染症研究所で女性の尿などを調べたところ、24日に感染が確認されたということです。
 中南米を中心に流行が広がった昨年5月以降、国内でジカ熱の患者が確認されたのは、4例目です。国内でジカ熱の患者は2013年に初めて確認されており、それ以降では7例目です。
 ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、発疹などの症状が1週間ほど続きます。女性は現地で蚊に刺されたと話しており、現在は熱が下がり容体は安定、自宅で療養しているということです。
 厚労省は、「現在、国内は蚊の活動期ではないため感染が拡大するリスクは極めて低く、冷静に対応してほしい」とし、「妊婦は流行地域への渡航を控えるとともに、性交渉による感染リスクも指摘されているので流行地域から帰国した男性で妊娠中のパートナーがいる場合はコンドームを使用してほしい」と呼び掛けています。

 2016年3月25日(金)




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