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■横浜市の20歳代女性、ジカ熱感染 国内6例目、中南米から帰国 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省と横浜市は23日、中南米から帰国した横浜市在住の20歳代女性が、蚊が媒介する感染症「ジカ熱」に感染したことを確認したと発表しました。
 現地で蚊に刺され、感染したとみられます。中南米で流行が拡大した昨年5月以降、国内で感染が確認されたのは6例目。
 厚労省によると、女性はブラジル以外の中南米の流行地域に約半年滞在し、今月中旬に帰国しました。その後、37・3度の発熱や発疹の症状が出たため、20日に医療機関を受診。横浜市衛生研究所の検査で、陽性が確定しました。現在は熱が下がり容体は安定、自宅で療養中といいます。
 厚労省はプライバシーの観点から、女性が妊娠しているかどうか明らかにしていません。
 国内の蚊の活動時期である5月中旬以降で感染が確認されたのは、初めてです。
 これから蚊が多く発生する時期になります。厚労省は、「蚊の多い場所に行く時はできるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用する」など、蚊に刺されないように対策を呼び掛けています。

 2016年5月23日(月)

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