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■沖縄県で10人がレプトスピラ症を発症 川遊びで感染か [健康ダイジェスト]

 沖縄県は25日、人が感染すると、腎障害を引き起こす恐れのある感染症「レプトスピラ症」と診断された患者が6月以降、県内で10人に上ったと発表しました。このうち7人は、8月に診断されました。
 夏休みに沖縄本島などで川遊びなどをした際に感染した可能性が高く、増加傾向にあるとして、注意喚起しています。
 男女10人のうち4人は沖縄本島北部、1人は石垣島、5人は西表島で感染したと推定されています。また、9人は河川、1人は水田が感染源と推定されています。
 感染者の年代は、10歳未満から50歳代までと幅広くなっています。いずれも回復に向かっています。
 レプトスピラ症は、病原菌を持つネズミやマングースなどの野生動物の尿に汚染された水や土壌が、皮膚の傷や鼻や目の粘膜に触れて感染。重症化すると、腎機能障害、黄疸などの症状が現れ、治療しないと死に至ることもあります。治療には、ペニシリンやストレプトマイシンなどの抗生物質が有効とされています。
 沖縄県は、皮膚に傷がある場合は河川での遊泳やカヌー、カヤック、トライアスロンなどのレジャーを控えること、河川や滝などの生水はそのまま飲まないこと、畑・水田・山林で作業をする場合は長靴や手袋を使用し土や水との直接的な接触を避けること、捕獲したネズミなどの野生動物との素手での接触を避けることを、感染予防法として呼び掛けています。
 また、河川でのレジャー後や、畑・水田・山林で作業をした後、2週間以内に突然の頭痛、発熱、筋肉痛、関節痛、結膜充血などの症状が出たら、すぐに医療機関を受診し、川遊びなどの状況を伝えることを呼び掛けています。

 2016年8月25日(木)

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