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■新型コロナウイルス、世界の感染者384万7047人 アフリカの感染者5万人超 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の8日午後3時の時点で、384万7047人となりました。
 国別では、アメリカが125万6972人と最も多く、次いでスペインが22万1447人、イタリアが21万5858人、イギリスが20万7977人、ロシアが17万7160人などとなっています。
 また、死亡した人の数は、世界全体で26万9594人。国別では、アメリカが7万5670人、イギリスが3万689人、イタリアが2万9958人、スペインが2万6070人、フランスが2万5990人などとなっています。
 世界保健機関(WHO)によりますと、アフリカでの新型コロナウイルスの感染者は5万1000人を超え、およそ2000人が亡くなり、今後も増えることが懸念されています。
 WHOアフリカ地域事務局のマシディソ・モエティ事務局長は7日の記者会見で、「サハラ砂漠以南のアフリカでは、全く対策がとられなければ、最初の1年でおよそ4人に1人が感染し、最大で550万人が病院での治療を要し、最大で19万人が死亡する恐れがある」と述べました。
 また、「およそ3分の1の国では、すでに地域の共同体での感染が広がっていて、今後4週間から6週間で感染のピークを迎える可能性がある」として、各国政府に対し対策を急ぐよう呼び掛けました。
 一方、感染者が7800人を超え、アフリカで最も深刻な状況にある南アフリカでは、保健省の諮問委員会のカリム議長が6日の記者会見で、「南アフリカの感染のピークは、今年7月下旬から9月上旬までの間に来ると予測できる。さまざまな研究が行われているが、感染者の数は数十万人から数百万人になる可能性もある」と指摘しました。
 アフリカでは、外出制限を行ってきた南アフリカなどいくつかの国や都市の間で、今月に入り部分的に制限を緩和する動きも出ています。
 これについて、WHOアフリカ地域事務局で緊急対応を担当するヤオ氏は、「緩和の背景には、外出制限により多くの国民が苦境に陥り、経済状況が悪化していることがある」とした上で、緩和とともに検査態勢を充実させる必要があると指摘しました。
 
 2020年5月8日(金)

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