■新型コロナウイルス、７日の国内感染者211人確認 累計２万人超に

　７日は、東京都で106人、埼玉県で27人、大阪府で12人、千葉県で11人、京都府で９人、鹿児島県で９人、神奈川県で８人、福岡県で７人の新型コロナウイルスへの感染が確認されるなど、合わせて211人の感染が新たに発表されました。また、千葉県で１人、埼玉県で１人が亡くなりました。
　国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、空港の検疫などを含め２万209人で２万人を超えました。また、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて２万921人となっています。
　亡くなった人は国内で感染した人が980人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて993人となっています。
　埼玉県内では、新型コロナウイルスに感染した80歳代の男性が死亡したほか、７日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。
　埼玉県によりますと、新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた80歳代の男性が５日、死亡したということです。
　また、埼玉県は21人が新たに感染していたことが確認されたと発表しました。
　このうち詳しい状況がわかっているのは、20歳代から90歳代の合わせて９人で、いずれも症状は軽く、川口市の40歳代の男性は、県内の医療機関で働いているということです。
　また、さいたま市では上尾市に住む20歳代の女性と市内に住む40歳代の女性の合わせて２人の感染が確認されました。
　このうち上尾市の女性は、すでに複数の従業員の感染が確認されている、さいたま市大宮区のキャバクラ店の従業員で、この店に関係する感染者はこれで６人となりました。
　また、越谷市でも20歳代の女性と20歳代の男子大学生、40歳代の会社員の男性の合わせて３人の感染が確認されました。
　また、川口市でも20歳代の男性１人の感染が確認されました。
　埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、これで1279人となりました。
　千葉県内では７日、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた船橋市の90歳代の男性１人が死亡したほか、新たに11人の感染が確認されました。
　船橋市によりますと、死亡したのは市内に住む90歳代の男性。男性は別の病気の治療のため市内の医療機関に入院する際に検査を受けたところ感染が確認され、入院して治療を受けていましたが、６日に亡くなったということです。これで千葉県内で亡くなった感染者は、46人となりました。
　また、千葉県などによりますと、新たに感染が確認されたのは船橋市の10歳未満の小学生の男子児童と幼児を含む合わせて11人です。
　男子児童と幼児は、家族の感染が確認されたことから濃厚接触者として検査を受けたということで、２人とも入院して治療を受けているということです。
　船橋市は男子児童の通う小学校を７日から４日間臨時休校にして消毒を行うほか、同じクラスの児童のＰＣＲ検査を行う方針です。
　また、松戸市の80歳代の女性は市内の高齢者施設に入所していますが、この施設ではこれまで介護士やほかの入所者、合わせて３人の感染が確認されています。
　これで、千葉県内で感染が確認された人は、合わせて1025人になりました。

　２０２０年７月８日（水）

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