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■韓国の文大統領がアストラゼネカ製ワクチンを接種 ロシアのプーチン大統領も国産ワクチン接種へ [健康ダイジェスト]

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、ソウル市内の保健所で新型コロナウイルスのワクチンを接種しました。韓国政府はイギリスのアストラゼネカ製ワクチンについて、有効性を示すデータの不足などを理由に、65歳以上の高齢者の接種を見送っていました。68歳の文大統領が自ら「高齢者接種第1号」となることで、国民の不安を一掃する狙いがあります。
 文大統領は、66歳の妻とともに接種を受けました。大統領府によると、接種は6月にイギリスで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議に「ゲスト」参加するためだといいます。
 韓国では、経済協力開発機構(OECD)加盟計37カ国で最も遅い2月26日からワクチン接種が始まりました。3月22日までに約68万人が接種を受けたものの、政府が主に確保したアストラゼネカ製について、ヨーロッパを中心に一時接種を見送る動きが相次いだため、国民の間で不安感が広がっています。
 ワクチン接種に先立ち、文大統領は「ワクチンの安全性に少しも疑いを抱かず、接種に応じてほしい」と国民に呼び掛けました。
 一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は22日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチンを23日に接種すると明らかにしました。ロシアは昨年8月に世界に先駆けて国産ワクチン「スプートニクV」を承認。しかし、臨床試験の最終段階の完了を待たずに承認した経緯があり、プーチン大統領も高齢などを理由に自ら接種していなかったことから、国民の間で安全性を不安視する見方が根強く残っていました。
 プーチン大統領は新型コロナ対策のオンライン会議で、「接種は個人が任意で決めることだ」と述べた上で、接種予定を明らかにしました。ロシア製ワクチンの効果と安全性も、改めて強調しました。
 ロシア大統領府によりますと、接種するのはロシアが開発した3種類のワクチンのうちの1つで、注射の様子を公開する予定は現状ではないということです。

 2021年3月23日(火)

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