■イギリスで確認の変異ウイルス、132の国と地域に拡大 WHOが報告 [健康ダイジェスト]
世界保健機関(WHO)は、イギリスで最初に確認された変異した新型コロナウイルスの感染が世界の132の国や地域に拡大し、南アフリカとブラジルで確認された変異ウイルスも、それぞれ感染が拡大しているとする報告書を公表しました。
報告書によりますと、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの報告があった国や地域は、13日の時点で132と、2週間前のまとめと比べて2つ増えました。
また、南アフリカで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域は2つ増えて82、ブラジルで確認された別の変異ウイルスも7つ増え52となりました。
これら3つの変異ウイルスには、感染力や免疫の効果に影響を与える恐れのある遺伝子変異があり、WHOは「懸念される変異ウイルス」に指定して監視を強めています。
このうちブラジルでは、今年1月時点で検出された変異ウイルスの割合は28%でしたが、3月には73%に上るなど、感染が急速に拡大しているということです。
ブラジルでの変異ウイルスの拡大を受けて、フランスのジャン・カステックス首相は13日、ブラジルとを結ぶすべての航空便の運航を当面、停止すると発表しました。
このほかWHOの報告書では、3つの変異ウイルスに次ぐ「注目すべき変異株」に、フィリピンや日本で今年2月に確認された変異ウイルスや、フランスで今年1月に確認された変異ウイルスなど6つを挙げています。
2021年4月15日(木)
報告書によりますと、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの報告があった国や地域は、13日の時点で132と、2週間前のまとめと比べて2つ増えました。
また、南アフリカで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域は2つ増えて82、ブラジルで確認された別の変異ウイルスも7つ増え52となりました。
これら3つの変異ウイルスには、感染力や免疫の効果に影響を与える恐れのある遺伝子変異があり、WHOは「懸念される変異ウイルス」に指定して監視を強めています。
このうちブラジルでは、今年1月時点で検出された変異ウイルスの割合は28%でしたが、3月には73%に上るなど、感染が急速に拡大しているということです。
ブラジルでの変異ウイルスの拡大を受けて、フランスのジャン・カステックス首相は13日、ブラジルとを結ぶすべての航空便の運航を当面、停止すると発表しました。
このほかWHOの報告書では、3つの変異ウイルスに次ぐ「注目すべき変異株」に、フィリピンや日本で今年2月に確認された変異ウイルスや、フランスで今年1月に確認された変異ウイルスなど6つを挙げています。
2021年4月15日(木)
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