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■北京市でコロナ感染対策を一部緩和 店内飲食禁止は継続 [健康ダイジェスト]

 中国・北京市は29日、新型コロナウイルスの感染対策として実施していた制限措置を一部緩和しました。新規感染者数が減少傾向にあることを受けたもので、人数制限付きで一部商業施設の営業を認めるほか、市中心部の朝陽区で停止していたタクシーやバスなどの運行を再開しました。
 ただ、飲食店での店内飲食の禁止措置や、幼稚園や小中高校の対面授業の停止は当面続けます。完全な正常化にはまだ時間がかかるとみられます。
 国家衛生健康委員会は29日、北京市で28日に新たに確認された感染者は、空港検疫などを除いて21人(無症状を含む)だったと発表しました。新規感染者全員が隔離観察の対象だった人で、スクリーニング検査による新規感染者はゼロでした。現在、北京市内の8つの行政区において、市中感染ゼロを安定的に実現したとしています。4月22日以降の北京市の累計感染者は1700人超となりました。
 感染者は欧米各国などと比べると少ないものの、習近平政権が掲げる「ゼロコロナ」政策の下で、感染拡大を徹底的に押さえ込むことが求められています。
 厳しい対策に不満も高まっています。香港紙の明報によると、北京大学や北京師範大学など複数の大学で5月中旬以降、当局の感染対策に対する異例の抗議活動が起きました。大学内の宿舎で生活する学生が、学内に閉じ込められていることに抗議したといいます。

 2022年5月30日(月)




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