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■北朝鮮、発熱者10万人台に再び増加 平壌の移動制限は緩和 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱患者が29日午後6時までの24時間で新たに10万710人確認され、1人が死亡したと伝えました。発熱患者の確認数は、前日より1万1210人増えました。
 1日当たりの新規の発熱患者数は、28日発表分まで8日連続で前日比で減り続けた後、29日発表分で微増に転じていましたが、30日発表分で3日ぶりに再び10万人台に上りました。4月末からの累計は約355万人となり、うち約94%は回復したとしています。死者の発生が伝えられたのは27日以来で、合計は70人となりました。
 北朝鮮メディアは29日早朝に、朝鮮労働党が政治局協議会を同日開き、感染状況は「統制、改善されている」との判断の下で防疫規定の調整を審議したと報じました。また、北朝鮮の消息筋によると、当局は29日昼から、首都平壌(ピョンヤン)の住民に出されていた移動制限を緩和しました。

 2022年5月30日(月)




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