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■国内のコロナ死者、累計で4万人を突破 第7波での感染者急増が影響 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス感染による国内の死者は1日、新たに306人確認され、累計の死者は4万人を突破して4万261人となりました。流行「第7波」では、感染者の急増に伴って死者数も過去最多水準となっており、4カ月足らずで1万人増えました。
 国内の死者は2020年2月に初めて確認され、2021年4月に1万人、今年2月に2万人を超えました。その後は感染力の強いオミクロン型の流行で、感染者とともに死者も急増し、5月10日には3万人を突破しました。
 「第7波」では、1日の死者として過去最多となる343人(8月23日)が確認され、8月の死者も1カ月当たりでは最多の7328人に上りました。
 厚生労働省によると、死者(7月6日~8月23日)の年代別では、80歳代が最多の40・5%で、90歳以上が33・2%と、80歳代以上が全体の74%を占めています。かつては肺炎で死亡するケースが多かったものの、オミクロン型では腎臓や心臓、呼吸器などに持病を抱える人が、感染で持病を悪化させて亡くなる事例が目立つといいます。
 1日の死者の内訳は、東京都で30人、大阪府で27人、福岡県で24人、神奈川県で22人、兵庫県で18人、埼玉県で18人、愛知県で15人、千葉県で13人、青森県で10人など。新規感染者は14万9906人が確認されました。内訳は東京都1万4451人、大阪府1万1095人、愛知県1万101人など。

 2022年9月1日(木)

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■今季のインフルエンザワクチンの供給量、過去最大の見通し 新型コロナと同時流行懸念 [健康ダイジェスト]

 今シーズンのインフルエンザワクチンの供給量は、新型コロナとの同時流行が懸念されることなどから、過去最大となる見通しとなりました。厚生労働省は医療機関に対して効率的に接種を進めていくよう呼び掛けることにしています。
 これは31日、厚生労働省が専門家部会で明らかにしました。
 それによりますと、今シーズンのインフルエンザの流行状況について、厚労省は予測する上で参考にされる南半球のオーストラリアで流行していて、新型コロナと同時に流行する懸念もあり、ワクチンの需要が高まる可能性があるとしています。
 このため、メーカーに増産を要望していたということで、今シーズンは成人の量に換算して最大で約7042万人分と、昨シーズンの使用量の5194万人分を大幅に上回り、過去最大の供給量となる見通しとなりました。
 供給は9月下旬から始まり、接種が本格化する10月1日までに高齢者の9割が1回ずつ接種できる量が供給され、11月下旬にはすべて供給される見通しです。
 厚労省はインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンを同時に接種することについても、安全性や有効性に問題はないとしていて「コロナと同時流行するかは実際にはわからないが、可能性として備えたいと考え増産を要請した。医療機関には必要量に見合うワクチンを購入するなど効率的な接種の実施を呼び掛けたい」としています。
 季節が日本とは逆で、通常、インフルエンザが流行する時期が、日本とは半年ずれる南半球のオーストラリアでは、新型コロナウイルスの感染が広がった一昨年と昨年はインフルエンザの流行レベルは低い状態でした。
 しかし、オーストラリア保健省の資料によりますと、今年は新型コロナの感染が続く中でも、インフルエンザの感染が4月以降増え、冬に当たる6月半ばには新型コロナが広がる前の年、2019年を超えるピークの状況になりました。
 昨年は新型コロナウイルスの行動規制が導入されていましたが、今年は規制がほとんど撤廃され、人の移動が増えたことなどが影響したものとみられています。
 オーストラリア保健省によりますと、今年に入ってから8月14日までに国内で確認されたインフルエンザの感染者は21万6000人余りで、273人が死亡しました。
 また、感染者が増え始めた4月以降、1600人余りが重い症状が出て病院で治療を受け、このうち100人余りが集中治療室(ICU)で治療を受けたということです。
 オーストラリア保健省の記録では昨年、同じ時期の8月中旬までに確認された感染者は460人ほどにとどまり、亡くなった人はいませんでした。
 オーストラリア政府はインフルエンザのワクチン接種を呼び掛けていますが、今年3月から8月13日までの間、インフルエンザワクチンの接種を受けた人の割合は、生後6カ月以上の人口のうち38・5%にとどまっています。

 2022年9月1日(木)

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■市販の洗口液に新型コロナ感染を予防する効果 北海道大学が研究発表 [健康ダイジェスト]

 北海道大学は8月30日、歯磨きの前後などに使う洗口液の成分に、新型コロナウイルスの感染予防効果を確認したとする研究成果を発表しました。洗口液に含まれる成分「セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)」がウイルスの形状を変化させて感染力を抑えるといいます。北大大学院歯学研究院の樋田京子教授らの研究チームが明らかにしました。
 CPCは殺菌成分で、洗口液のほか、うがい薬やのどあめにも含まれます。ウイルスとCPCを混ぜて細胞が感染するかどうかを実験したところ、ウイルスがきれいな球状ではなくなるなど変形し、感染力が落ちました。唾液に含まれるウイルスとCPCを混ぜた場合も、感染力が下がりました。
 従来の研究で高濃度CPCはウイルスを覆う脂質膜を壊して感染力を抑える効果があるとわかっていたものの、市販品向けの低濃度(1ミリリットル当たり50マイクログラム以下)では解明できていませんでした。
 新型コロナはウイルスを含んだ唾液の飛沫を介し、感染が広がると考えられています。樋田教授によると、「洗口液を使った後は他の人を感染させるリスクを下げる効果が期待できる」といいます。うがいしてから新型コロナ予防効果が続く時間や、のどあめに含まれるCPCとの比較などで研究を続けます。

 2022年9月1日(木)

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■全国で新たに16万9800人が新型コロナに感染 死者338人、過去2番目の多さ [健康ダイジェスト]

 国内では8月31日午後6時10分の時点で、東京都で1万5428人、大阪府で1万3678人、愛知県で1万2612人、兵庫県で8248人、埼玉県で8176人、福岡県で7012人など全47都道府県と空港検疫で、新たに16万9800人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 前週の水曜日より7万3600人少なく、7日連続で前週の同じ曜日を下回りました。
 また、大阪府で29人、東京都で28人、神奈川県で23人、愛知県で22人、兵庫県で17人、埼玉県で17人、福岡県で17人、静岡県で14人、北海道で13人、千葉県で13人、長崎県で11人、青森県で11人、鹿児島県で10人、京都府で9人、山口県で9人、沖縄県で7人、高知県で7人など計338人の死亡の発表がありました。死亡の発表は8月23日の343人に次いで、過去2番目の多さでした。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1896万7043人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1896万7755人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万9942人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万9955人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より27人減って8月31日時点で591人となっています。
 一方、大阪府は8月31日、新型コロナウイルスの新たな感染者を1万3678人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(2万803人)と比べ7125人減りました。感染者の累計は191万7722人。
 新たに40~100歳代の男女29人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6018人。
 31日時点の重症者は前日から2人減の80人で、重症病床(596床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は22・7%になりました。軽症・中等症病床には2624人が入院しており、軽症・中等症病床(4192床)の使用率は62・6%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は356人でした。自宅療養者は12万1423人。公費によるPCR検査などを2万9428件実施しました。

 2022年9月1日(木)

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■東京都、1万5428人が新型コロナに感染 死亡28人も発表 [健康ダイジェスト]

 東京都は8月31日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万5428人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の水曜日(8月24日)より1万16人減り、10日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。8月31日までの1週間の感染状況をみると、1日当たりの感染者数は1万6291・3人で、前週(2万3926・4人)の68・1%でした。
 8月31日の新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の2652人。以下、40歳代が2594人、20歳代が2489人と続きました。10歳未満は2115人、65歳以上は1552人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが9815人、未接種は2998人でした。
 病床使用率は48・8%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は28・1%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日より3人減って33人でした。
 一方、都は、感染が確認された50歳代と70歳代から90歳代の男女、合わせて28人が死亡したことを発表しました。
 また、確認された感染者のうち、他県内の陽性者登録センターなどを通じて申請があったのは334人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは472人でした。
 東京都の累計の感染者数は292万5619人となり、累計の死者数は5321人になりました。

 2022年9月1日(木)

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■アメリカで初の「サル痘」死者 重度の免疫不全の成人 [健康ダイジェスト]

 アメリカ南部のテキサス州は30日、天然痘に似た感染症「サル痘」に感染した成人1人の死亡を確認したと発表しました。アメリカメディアは、アメリカでのサル痘による初の死者である可能性があると伝えています。
 発表によると、亡くなった人は重度の免疫不全がありました。テキサス州当局は「サル痘と死亡との関係について調査中だ」としています。年齢や性別は明らかにしていません。
 アメリカ疾病対策センター(CDC)によると、30日時点で世界で約5万人、アメリカは国別で最多の約1万8000人がサル痘に感染しています。
 拡大抑止のため、各地でワクチン接種を進めています。新規感染者数は世界全体、アメリカともに頭打ちの傾向で、CDCのロシェル・ワレンスキ所長は27日「世界的に感染拡大の峠を越えたかもしれない」「ワクチンが普及し、行動が変化している。データでは感染者が増える割合は低くなっている」との見方を示しました。

 2022年8月31日(水)

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